内容説明
本書は、カラスの日常生活や、知的行動をするめずらしいカラスなど、カラスのさまざまなすがたを楽しく紹介しています。小学校高学年~。
目次
1 カラスとわたし
2 カラスの食生活を調べる
3 カラスの1日
4 カラスの子育てを観察する
5 天才カラスをたずねて
6 他の研究者との協力
7 むかしのカラスと今のカラス
著者等紹介
柴田佳秀[シバタヨシヒデ]
1965年、東京生まれ。東京農業大学卒。生態学を専攻する。科学ジャーナリスト、テレビ番組ディレクター。世界のカラスの生態、東京のカラスの生態の取材・調査研究を続け、テレビ番組を作ったり、インターネットのホームページでその成果を発表している。財団法人トトロのふるさと財団理事、日本科学技術ジャーナリスト会議会員、日本鳥学会会員、都市鳥研究会会員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mari
19
研究者でもないTVのディレクターがカラスについていろいろ調べてくれたこの本、素人だからこその疑問とか実験方法がとても分かりやすく、勉強になります。カラスはアブラが好き!だから石鹸も食べる!カラスは臭いはわからない、だから生ごみは新聞にくるんでゴミ袋へ。人を攻撃するのは、巣の近くで人間が立ち止まるとか、じっと見られる(ように思うらしい)のが嫌だからだそう。人間は巣があるなんて知らないけれど、街中の大きな木にけっこうあるみたいです。2014/08/13
みさどん
16
私はカラスは好き。以前、親子で小枝を投げて遊んでいるのをみかけた。愛嬌があるじゃないか。嫌がられて煙たがられる存在であるのがかわいそう。においが全くわからないとか、目が合った人だけを攻撃するとか、興味深いことがたくさんあって、ますます好きになった。カラス、がんばれ!2019/05/31
chiro
7
餌をやったわけではないのにうちに懐いているカラスがいるため、コレで生態研究を…と読んでみた。面白かったが少し物足りない感じがしたので、次は『カラスの教科書』を読んでみる。2022/01/29
ひじり☆
7
【光村図書 小学校教科書 国語 5年 紹介図書 平成27年度】カラスって意外と研究されていないんだ。ゴミ捨てのマナーが悪くて透明の袋にしたら、鼻は効かずに目で判断するカラスに汚されることになるとは…。カラスは雛が近くにいて目が合い、何も持っていないと、後ろから蹴られる!?大人が読んでもなるほど、と分かりやすい‼2019/08/08
青雲空
6
カラスに親しみを感じるようになった。カラスも人間が怖い。だけど巣と子供を守るためにときにヒトを攻撃するという。愛情深い連中なんです。2023/03/18
-
- 和書
- 沖縄アンダンテ