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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
blue-brass
1
吉村昭著「天狗騒乱」を読んで、そう言えば以前図書館で見かけたことを思い出し早速出かけて開架式の書架をずっと見ていくも見当たらない。館員にヘルプしたらしばらくして「保存庫にありました」と手渡してくれて、さすが児童書一日で読了。改めて気になったのは水戸藩保守派の「市川三左衛門」だ。本書でも弾圧を加える非情な人として描かれているが、別離の句とされるそれの下の部分「忠が不忠になるぞ悲しき」には無念の気持ちも偲ばれる。幕府そして我が水戸藩のためと尽力したのに53歳、妻や我が子が見ている前で「逆さ吊りの刑」とは・・。2025/05/24
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