内容説明
ティンカとリッシは魔女になりました。秘密の魔女です。二人がもらった家もふしぎいっぱいの魔女の家です。兄貴たちはその家がうらやましくてたまらないので、いやがらせをして二人をこまらせます。いっそのこと兄貴たちを魔女力であっさりカエルにしてしまおうか?それはちょっとやりすぎかしら?スリルいっぱい、楽しさわくわくと思われた魔女生活も、いざはじめてみれば、きびしいルールがあり、こわい先輩もいて、あまりうかうかしてはいられません。でもね、一度なったら、もうぜったいにやめたくないのが魔女というものです。
著者等紹介
ブレツィナ,トーマス[ブレツィナ,トーマス][Brezina,Thomas]
1963年、ウィーン生まれ。現在ウィーンとロンドンに居住。これまでに出版された児童向け読みものは四百冊以上にのぼり、いくつもの人気シリーズが今も継続中。それらの作品は世界各国で翻訳され、数百万の愛読者をもっている。内容はファンタジーからSF、探偵ものなど、あらゆるジャンルにわたる。また彼の活動範囲はテレビ、ラジオ向けの企画をはじめ、子どもに関わるすべての場におよび、オーストリアのユニセフ大使として「子どもの権利条約」普及にも力をそそいでいる
松沢あさか[マツザワアサカ]
1932年、愛知県生まれ。名古屋大学文学部文学科(ドイツ文学専攻)卒業。訳書に『ウルフ・サーガ』(福音館書店)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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