出版社内容情報
農村から町へひっこしてきたパトリシアは、学校の帰り道、お城のようにりっぱな建物に目をうばわれます。
あのすてきなお城に行ってみたい!
そこは、だれでもはいれる町の図書館でした。
字を読むのが苦手だったパトリシアは、きれいな絵でいっぱいの画集をみつけます。
毎日のように図書館へかよい、むちゅうで本をながめるパトリシアに、図書館員のクリービーさんは、いいました。
「いよいよあなたに、図書館のとくべつな本を見せるときがきたわ」
将来の道をひらいてくれたクリービーさんと、1さつの美しい本。
あこがれの図書館は、パトリシアに一生わすれられない出あいをくれました。
内容説明
農村から町へひっこしてきたパトリシアは、学校の帰り道、お城のようにりっぱな建物に目をうばわれます。あのすてきなお城に行ってみたい!そこは、だれでもはいれる町の図書館でした。字を読むのが苦手だったパトリシアは、きれいな絵でいっぱいの画集をみつけます。毎日のように図書館へかよい、むちゅうで本をながめるパトリシアに、図書館員のクリービーさんは、いいました。「いよいよあなたに、図書館のとくべつな本を見せるときがきたわ」将来の道をひらいてくれたクリービーさんと、1さつの美しい本。あこがれの図書館は、パトリシアに一生わすれられない出あいをくれました。
著者等紹介
ポラッコ,パトリシア[ポラッコ,パトリシア] [Polacco,Patricia]
アメリカの絵本作家。1944年ミシガン州に生まれ、3歳のとき両親が離婚したため母方のユダヤ系ロシア人の祖父母の農場で暮らす。また夏休みにはアイルランド系の父方の祖父母とも過ごしたため、2つの異なる文化の影響を受けた。学校では字を読むことに困難があり苦労したが、後に原因はディスレクシアだとわかり、必要な教育を受けることができた。大学で美術を専攻し、子育て後の40代になってから絵本をつくりはじめ、以後115冊以上の作品を出版。祖父母との思い出や、学校時代の自分の体験をもとにした作品が多い
福本友美子[フクモトユミコ]
慶應義塾大学文学部図書館・情報学科卒業。公共図書館勤務の後、児童書の翻訳、研究をする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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