内容説明
丘の上の養鶏場に暮らすジョシュのペットはメンドリのセモリナ。人間の言葉をしゃべるといってもだれも信じてくれないのは、セモリアが口をきくのはジョシュだけだったから。ビールがすきで、おこりっぽくて、おしゃれな老メンドリが語る生命の神秘と、新たな命の誕生をむかえる少年と家族の物語。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぷーきん
6
12歳から。「命との向き合い方」の物語。昨年中に読むつもりが、訳あって年越し本となりましたが、良かったなぁ。新しい年の始まりに新しい命の手放しの祝福を感じる事ができました。これといった衝撃がある物語ではないので、子ども受けはあんまりしないだろうけど、ジーンと温まる感じです。今年もすべてに命の感謝を感じていたいなぁ。2016/01/02
ちゃーちゃん
3
きらきら読書クラブに出ていた本で、読んでみました。面白かったです。三千羽の鶏を飼い経営する父と、10歳年下の妹をお腹に身ごもっている母。でも、母は無事に生まれるまで入院しなくてはならない。主人公のジョシュ少年は優しくではにかみや、本当は犬を飼いたかったのに、おばあさんの鶏、セモリナを父からペットに押し付けられる。ところが、この鶏がジョシュだけに人間の言葉を話す、しかもかなりしたたかな性格。鶏が話すなんて誰も信じてくれない。そんな時、鶏舎の卵が狐に食べられれる、それを知っているのはセモリナだけなのだが・・。2015/09/27
Nina
1
何とも言えない。セモリナがしゃべるのはかわいいけど。かるーく読めるファンタジー?2014/10/10
Kaoru
0
セモリナ、いい味出してる。2015/10/27
32gon
0
課題本ですよ2015/03/12