内容説明
子どもにも、いろいろなやみはあります。教室ではすきな子のよこにすわれない。きらいなとなりの子からはさんざん意地悪される。朝はパパのところから学校へ行き、学校からはママのところへ帰る。夕方にはまたパパのところへもでらなくちゃならない。聞いているだけでもくたびれてしまいます。そんなアンナの力になってくれる人はいないかしら。いました。つよい味方の小人さんが…。アンナの耳の奥に眠たがりやの小人が住みつきました。さびしいときや退屈なときは話し相手になってくれるし、なやみごとには手をかしてくれます。でも、おせっかいがすぎて…。