内容説明
民主主義を国家の理念として世界の範たらんとし、かつてファシズムに抗して民主戦線の連合に力を尽したアメリカが、冷戦以来、なぜ各国の独裁政権を支持してきたのだろうか。著者は、このアメリカと独裁政権とのかかわりに強い問題意識を抱いて現代史を追跡してきた。本書は、権力と反権力と国際パワーポリティクスの、苛烈な葛藤の渦中にあったトップリーダーたちにインタビューし、彼らの秘めた胸中を聞き出し、その波乱の背景を描いたドキュメントである。
目次
1 独裁政権との闘い(アキノの遺言―故国への旅券なき旅;ジレンマの金大中―揺れる韓国で)
2 独裁者が消える時(裏切られたソモサ―「責任はアメリカにある」;捨てられたシャー―パーレビ王朝の最期;アミンの二つの顔―英雄か殺人鬼か)
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