内容説明
〈日本社会の核を求めて〉ある英国青年のウラ社会探訪と、水商売の世界に人間的要素を見つけた。冒険的カルチャーエッセイ。
目次
1 一門寺先生―水商売への招待
2 家のまわり―ブーンの共同生活
3 おばあさんの箸を持って―ヨソ者からの都市論
4 響きと影―日本語について
5 竜の国へ―書道の美学
6 正月の献立―富山での1週間
7 桜の宴―「ウチ・ソト」の構造
8 マリコ
9 倫理学と「ササラ型社会」―タテ社会の水平軸
10 水商売―夜の街には“ママ”に抱かれて
11 サボテン一家―大家族と過ごす
12 夢から醒めて―都会の遊放民生活
13 最後の旅