アメリカ人をやめた私―視線は地平をこえて

アメリカ人をやめた私―視線は地平をこえて

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784377207996
  • NDC分類 934
  • Cコード C0398

内容説明

わたしは「小国」の市民になりたいと思っていた。アメリカ合衆国に生まれ、のちにソ連を実際に見てから、大国の周縁の国々のほうが自分の気質に合っていると感じた。アメリカを去ってこれまでたどった道程をふりかえり、自分なりの答えを見つけたいと思ったのが、この本を書いた理由である…地球が小さくなって、人はさまざまな道を生きる。周縁の国を求めた異色作家パルバースは、なぜアメリカ人をやめたか。

目次

1 平らな地表の遙か向こうに―先祖との対話
2 至近距離の記憶―50年代のエキゾチカ・ロス
3 アメリカンぶりっこ―愛国って何だ
4 空洞アイスクリーム―国民性という名の表層
5 矛盾した国―「希望と自由」のレトリック
6 「スポーツと女の子が好きなだけ」―CIA事件
7 社会主義はセルフサービスで―1960年代の東欧
8 「メズェラッシイ」日本で―ウルトラ・プラグマティズムの人たち
9 大(抹消)劇作家になる―オーストラリアに帰化して
10 ウニとサワークリーム―エスニシティを見つめて
11 「際」、「流行」、「いじり」―日本人の演劇性

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

deerglove

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2020年11月26日に『ぼくがアメリカ人をやめたわけ』と改題されて集英社インターナショナルから再発売されていますが、もともとは何と30年以上も前!の1988年11月に今は無きサイマル出版会から出されていた本なのですね。たまたまJ-wave TOKYO MORNING RADIOにロジャーさんがゲスト出演されたのを聞いて興味をもったのですが、アメリカの国籍を捨てオーストラリアに帰化したのも1967年とはるかに昔の話だったのは意外でした。それでも、内容は古びていないどころかむしろ今こそ読むのにふさわしい。2021/01/09

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