感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
印度 洋一郎
3
一言で表現すると「奇書」。「ヒトラーやナチスはオカルトに傾倒していた」という通俗的な風説について、かなり真面目に語っているのだが、やはり内容が「ロンギヌスの槍に宿る霊感」「トゥーレ協会」「宇宙永久氷説」等、雑誌「ムー」的になる、というか、こちらが元ネタ。大体、若きヒトラーがロンギヌスの槍から霊感を得たというくだりは、どこから出て来た話なのかさっぱりわからず、「見たんか、お前?」という感じ。オカルト関係の文献には、真面目でもこういうところがどうしてもついて回る。「主観」に重きをおくジャンルだからだろうか。2024/04/17
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