内容説明
企業間取引において契約どおりに決済されないリスクを回避する方法を紹介。
目次
第1章 契約どおりに進めているのに、なぜトラブルが多発するのか(泣くに泣けない契約トラブル;企業にとって日常的な「契約」 ほか)
第2章 企業間の契約トラブルは契約書でどこまで予防できるか(トラブルは契約書で防ぐのが基本;契約対象の抽象度をいかに減らすか ほか)
第3章 契約どおりに決済されないリスクを回避する方法(トラブルなく、円滑にゴールまでたどり着く方法;エスクローとは何か ほか)
第4章 決済リスクをコントロールすれば企業はもっと成長できる(リスクコントロールで広がるビジネスの可能性;第三者によってもたらされる新しい取引 ほか)
著者等紹介
星野隆宏[ホシノタカヒロ]
星野綜合法律事務所代表。1955年生まれ。1978年、早稲田大学在学中に司法試験合格。翌1979年、早稲田大学法学部卒業。裁判官として宇都宮地方裁判所、東京地方裁判所で勤務後、1987年、弁護士登録(第一東京弁護士会)。外立法律事務所パートナーとして国際金融その他の渉外業務に従事する。1996年に星野綜合法律事務所を開設。国内外の企業法務を中心として、顧客のニーズにマッチするテーラーメードのリーガルサービスを提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Masaki Sato
1
紛争が生じる要素は、契約の抽象度と契約交渉から決済に至るタイムラグ。表明保証条項とエスクローをソリューションとして据える。時間軸を考えた契約交渉というコンセプトは納得できるが、弁護士にエスクローを入れるのがベストな方策というかというと微妙な気が。2022/04/18
タナハシリ
0
モデル事例1,2、紛争要素a、bなど置換えが多く不親切。 一方で同じ内容を表現を変え何度も繰り返す傾向あり。間延びしており読みにくいです。 内容は、表明保証とエスクロー(第三者預託)に関するもののみであり、残念ながら自分の仕事には役に立たなさそう。ただ、エスクローについては名前を聞いたことがある程度だったので勉強になりました。最後の方は弁護士がエスクローに適任であるとの主張が中心であったが、あまり共感できませんでした。2013/09/28
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