内容説明
湿布薬、鎮痛剤、けん引、ブロック注射、椎間板ヘルニア手術…でも治らない。偽物の治療法に騙されるな。
目次
第1章 世の中にはびこる間違いだらけの腰痛治療(医師は腰痛を「治せない」という現実;ひざの痛みの原因も整形外科では分からない ほか)
第2章 腰痛治療現場の非常識(“痛み治療”に対する医療界の怠慢;慢性的な痛みには無力な対症療法 ほか)
第3章 腰の痛みは筋肉の“壊れ”が原因(痛みとは何なのか?;腰痛の原因のほとんどは「筋肉の壊れ」にある ほか)
第4章 腰痛からわが身を守る8つの心得(腰痛における医学の常識は腰痛改善の邪魔になるだけ;腰痛は心理的な治療では治らない ほか)
著者等紹介
酒井和彦[サカイカズヒコ]
日本理学整体学会会長、酒井健康院院長。昭和26年岐阜県生まれ。鍼灸、マッサージ師の資格を取得後、各地で整体、カイロプラクティックなど各種手技療法を学び、昭和63年5月に岐阜県各務原市で酒井健康院を開院。平成7年11月には東京都中央区銀座に分院を開院。施術にあたる傍ら、従来の治療法に矛盾を感じてさまざまな研究を重ね、無痛で効果を確認できる理学整体を考案。平成6年3月に日本理学整体学会を設立。その理論、施術法は全国のテレビ、週刊誌、健康雑誌でも多く紹介される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とらじゃ
8
薄い本だけど「びっくり」が詰まっていた。腰痛はヘルニアやすべり症が原因ではなく、手術やレーザー治療はかえって腰痛を悪化させる…?(`□´)知らなかった!!結局、整形外科では腰痛の原因はわからないらしい。「筋肉の壊れ」に着目した新しい治療法があるらしい。いろいろ勉強になった。2016/02/09
ほじゅどー
7
★★★整形外科では必ずしも腰痛を治せない。レントゲン、CT、MRIなどの画像検査で椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症を見つけると、ほとんどの整形外科医はこれこそが腰痛の原因だと説明し、取り去る手術を勧める。ところが手術でヘルニアを除去しても腰痛が悪化するケースが後を絶たない。画像診断で見つかる椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症と腰の痛みは必ずしも一致しないのである。原因の多くは「主動筋と拮抗筋の筋肉の壊れ」である。体の症状は腰部や太腿の裏に出る。2020/06/23
エンジェル
1
薄いです。軽いです。持ち運びには便利?!って、本の外観のコメントですみません…。2013/05/09
Tatuyuki Suzuki
0
理学整体をもう少し詳しく書いてほしかった。 腰痛については勉強になる本でした。2018/05/31