内容説明
がん3大治療をサポートする補完代替医療(CAM)と2009年、厚生労働省より事実上の安全宣言がなされ、注目を浴びる「アガリクス」の有効性や安全性がわかる。
目次
第1部 がん補完代替医療の現状と問題点(補完代替医療の時代がやってきた;世界に遅れをとっている日本の補完代替医療;がん補完代替医療を正しく理解するために)
第2部 アガリクスの安全宣言と補完代替医療への期待(2006年の風評被害から安全宣言まで;アガリクスのキーワード「免疫」と「β‐グルカン」)
第3部 5人の専門家によるアガリクスの最新研究(研究で使用されているKA21とは;KA21の免疫賦活成分に関する研究―抗腫瘍効果のメカニズム解明を目指して;「食」から健康を考える―KA21のヒト臨床研究結果を通して ほか)
著者等紹介
大野尚仁[オオノナオヒト]
薬学博士、東京薬科大学薬学部教授(免疫学教室)。1954年、千葉県船橋市生まれ。東京薬科大学薬学部、同大学院博士課程卒業、同大学に助手として勤務。1987年より、米国カンザス大学医学部David C.Morrison教授のもとで細菌内毒素の解毒酵素に関する研究に従事。2001年より現職。研究室のテーマは微生物菌体成分の免疫調節作用の解析
水上治[ミズカミオサム]
医学博士、米国公衆衛生学博士、健康増進クリニック院長。1948年、北海道函館市出身。1973年、弘前大学医学部卒業後、北品川総合病院内科勤務。東京衛生病院内科勤務を経て、東京医科歯科大学付属難治疾患研究所で免疫学専攻、医学博士。1994年、米国ロマリンダ大学院卒業、米国公衆衛生学博士。2006年7月より健康増進クリニック院長。日本で数少ない米国公衆衛生学博士、予防医学活動を行いながら、西洋と東洋の統合医学を志し、進行性がん・難病治療にあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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