内容説明
日本の医療界を代表する医師29名ががん治療の最新情報を語る。
目次
第1章 がんと免疫(がん免疫療法の基礎;免疫細胞治療とは)
第2章 免疫細胞治療の最前線(がん全般;脳腫瘍;頭頚部がん;肺がん ほか)
特別寄稿―あとがきにかえて 早期からの緩和医療で生きる力を引き出す
付録 用語集
著者等紹介
安元公正[ヤスモトコウセイ]
産業医科大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Reee
1
免疫細胞治療は以前と比較して大分確立されたものになってきているけど、性別や基礎疾患、癌の進行度によって治療効果に差が大きくある。免疫細胞治療にiPS細胞がリンクすれば今現在の問題点が大きく改善されるんだろうな。今後に大きく期待したい。2015/12/26
とおる
0
樹状細胞療法と放射線治療のコンビネーションが、効果が高い可能性があることが、様々な臨床試験で見えてきた。群馬大学医学部ではそのコンビネーションで研究を行っているらしい。標準治療に最も近い免疫治療に光明を感じる。放射線治療で局所を叩き、樹状細胞療法で、がん細胞だけを叩く。相乗効果に期待したい。この本が出版されてから、4年経過されているので、その後の進展度合いを調べてみようと思う。2015/06/14
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