内容説明
なぜ日系企業は中国で失敗するのか?1980年代から中国法務に携わり、これまで数千件以上の事件を担当してきた国際弁護士が“世界第2位の経済大国”で勝ち抜く戦略を伝授。
目次
序章 1980~90年代の揺れる中国(中国法務専門家への道;日本と中国、ビジネスはこうして始まった)
第1章 人治国家「中国」の本質(人治国家「中国」の高い壁;事件発生からたった1ヵ月で確定する死刑 ほか)
第2章 変わり始めた「中国基準」(外資系企業は決定権を持てない;WTO加盟で中国ビジネスの自由度が高まる ほか)
第3章 日本の常識はまだまだ中国の非常識(日本企業が中国で失敗するワケ;手形、不渡り、経営範囲…、日本の「当たり前」は通用しない ほか)
第4章 中国生き残り最前線(中国法務に精通した法律家の重要性;契約を無駄にさせない信用情報レポート ほか)
第5章 これからの中国、これからの日本(もはや日本企業の経営能力に興味はない;中国でのローカル・マネージメントの本格化 ほか)
著者等紹介
黒田健二[クロダケンジ]
黒田法律事務所代表弁護士、黒田特許事務所弁理士。高校時代より、司法試験予備校に通い弁護士を志し、20歳で合格。1986年、東京弁護士会登録(第38期)。1990年、中国・復旦大学法学部に留学。1991年、米国ニューヨーク州弁護士登録。1992年、日本弁理士会登録。1995年に黒田法律事務所を設立後、2004年、中国上海市に上海事務所、2007年、北京にKLO投資コンサルティング有限公司、そして、2009年には日本の法律事務所初となる台湾事務所を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Hiroaki Tsubakino
かぶとむし