株主の利益を引き出す「アクティビスト」の投資戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 198p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344993426
  • NDC分類 338.1
  • Cコード C0033

内容説明

年率リターン最高108%の実績を持つファンドマネージャーがアクティビストの意義と投資家メリットを徹底解説。ROE改善、増配、内部留保の再投資…etc.

目次

第1章 日本の人気ファンドに資金を預けてもほとんど利益は得られない(日本の投資信託は人気はあるのに満足度が低い;人気の投資信託は実はハイリスク ほか)
第2章 企業もファンドも投資家を軽視―利益を得られない原因は誰も「文句を言わない」日本の株式市場にある(軽視される日本の投資家利益;日本の株主は企業にお金を出すだけの「応援者」 ほか)
第3章 企業の成長に貢献し、増配・株価上昇を実現―投資家の利益を最大化する「アクティビスト」ファンドとは(近年活発になった「アクティビスト」の動き;村上ファンドの台頭と退場 ほか)
第4章 中小型割安株をターゲットに年利30%超えも狙える―アクティビスト・ファンドの投資戦略(もの言うファンド―アクティビストに投資する方法;ひと口にファンドといっても種類は様々 ほか)
第5章 ファンドを通して企業の成長を後押しすることが、莫大な利益を手にする近道(もの言う株主を恐れてばかりの日本企業;株主の提言で企業は守りから攻めに転じることができる ほか)

著者等紹介

片野恒一[カタノコウイチ]
1986年生まれ。大学卒業後、外資系投資銀行にて株式アナリスト等を経験した後に国内ヘッジファンドにて運用(日本株L/S)に従事。2012年に独立し、Classy Activist Fundを設立。現在は米国ニューヨークおよびカリブ海のケイマン諸島に本拠地を構え、活躍の場を広げている。シンガポールのヘッジファンド調査会社EUREKAHEDGEが実施しているEurekahedge Asian Hedge Fund Awards 2014にて、アジア部門の新人賞にあたるBest New Asian Hedge Fundを受賞。クラッシーキャピタルマネジメント株式会社代表取締役CIO(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くらーく

3
どうにも著者の評判が良く無いようですが、主張は分かります。全く仰る通りです。本来はそのために株主総会があり、社外取締役がいるのでしょうが、年に30分程度の株主総会では全く役に立たず、社外取締役も会社から報酬が出ている以上、株価への対応は無いようですし。 株価だけをあげろ、と言っているのでは無いのですね。もっている資本・資産を有効に使って、ステークホルダーへ価値を提供しろと。そのために、努力せよ、と言っているだけなんだろうけどなあ。 30年停滞している日本経済の一因にこの辺の緩さがあったのではないかねえ。2022/01/15

corriedale_

0
「モノ言う株主」アクティビスト・ファンドの話。数億規模の投資の話なので雲の上感あるけど、経済の循環を促す働き(らしい)。アベノミクスを支持するのは投資家、とメディアが言っていたけど ソコに健全(?)な動きを求めるのは当然だとおもうのだが。この本の感想と関係ないけど、日本は申請制でやってんだから アクション起こした人にリターンがあるもんでしょ。2018/05/31

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