内容説明
作家でありながら、科学者であり政治家。82歳で死ぬ直前まで女性と旅を愛したゲーテが教えてくれる人生のヒント。
目次
第1章 世界とは、実はあなたなのだ
第2章 人類史そのものという最強の味方
第3章 反復する思春期
第4章 未知という御馳走を食べているか
第5章 作っては壊す、作っては壊す
第6章 悠々として急げ
第7章 千年を生きる
著者等紹介
明川哲也[アキカワテツヤ]
作家・道化師。1962年東京生まれ。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒業。放送作家などを経て、90年ドリアン助川名で「叫ぶ詩人の会」を結成。バンド活動を行う傍ら、数々の著作を発表する。99年バンド解散後に渡米。2002年に帰国後は、明川哲也名義で小説や詩、エッセイを執筆する。また、道化師ドリアン助川として、毎月全国のどこかでライブを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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rakim
5
装丁の印象とは違って読み易いので、生きるのに迷っていて何か箴言が欲しいと思う若い人に勧めたい一冊。わかりやすくてすんなり心に入ってくるコトバ(言葉じゃない!)と、明川さんの説明(じゃなくて彼自身の咀嚼?)でゲーテの良い意味での大衆的な魅力が近くなるようです。退屈なときにそばに置いてぱらぱらとページをめくれます。本屋さんでちらりと見かけて手に取ったのが案外良本。2014/02/11
jieotaka
0
「本質的なことに金を惜しむくらい無駄な金使いはない」 当たり前なんだけど、それをちゃんとコトバにして教えてくれるゲーテが好き。迷ったときは彼に相談してます。