出版社内容情報
自分の人生はもっと幸せなはずだったのに、と嘆く老人は多い。最後に「我が人生に悔いなし」と言えるかどうかは、どれだけの社会的成功を手にしたかで決まるのではない。勝ち組人生を送ってきた人でも、いつまでも自分が「すごい人間だ」と思い込んでいたら「裸の王様」になって孤立し、不満と後悔のうちに死んでいくことになる。人生を最後まで生き抜くのは大変な難事である。普通の暮らしに感謝する。他者との比較をやめ、執着しない――。人生の見方を変え、老いを輝かせて幸福を引き寄せる、高齢者とその家族必読の書。
内容説明
自分の人生はもっと幸せなはずだったのに、と嘆く老人は多い。最後に「我が人生に悔いなし」と言えるかどうかは、どれだけの社会的成功を手にしたかで決まるのではない。勝ち組人生を送ってきた人でも、いつまでも自分が「すごい人間だ」と思い込んでいたら「裸の王様」になって孤立し、不満と後悔のうちに死んでいくことになる。人生を最後まで生き抜くのは大変な難事である。普通の暮らしに感謝する。他者との比較をやめ、執着しない―。人生の見方を変え、老いを輝かせて幸福を引き寄せる、高齢者とその家族必読の書。
目次
第1部 「我が人生に悔いなし」と言って死ねますか(人生を意味あるものと感じる;私は一所懸命生きてきた;優柔不断な人の一生 ほか)
第2部 老いを認められる人は若い(老化に失敗すると孤独になる;死に向かっても希望とともに成熟する;心の世界では不満しかない ほか)
第3部 老いても幼稚な人、晩節を汚す人(なんであんなことで、あんなに怒るのか?;自分に否定的な人は相手の言葉に深く傷つく;深刻な劣等感が誇大な自己イメージとなる ほか)
著者等紹介
加藤諦三[カトウタイゾウ]
1938年、東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修了。元ハーヴァード大学ライシャワー研究所客員研究員。早稲田大学名誉教授。ニッポン放送「テレフォン人生相談」のパーソナリティを半世紀以上にわたり務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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