幻冬舎新書<br> 膵臓がんの何が怖いのか―早期発見から診断、最新治療まで

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幻冬舎新書
膵臓がんの何が怖いのか―早期発見から診断、最新治療まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344987036
  • NDC分類 493.47
  • Cコード C0295

出版社内容情報

5年生存率が8・5%と低く、他のがんと比べても特にタチが悪いと知られる膵臓がん。膵臓は胃の後ろにあるため通常のエコー検査などでは見つけにくく、がん細胞が周囲の組織や臓器に速く染み込むように広がるので手術で切除するのも難しい。だが最近では超早期に治療すれば5年生存率90%超という成績もあり、いかに早く見つけるかが生死を決める鍵になる。黄疸や背部痛ほか特徴的な初期症状から、検査法、化学療法、ロボット手術などの最先端の治療法まで、膵臓がんのエキスパートがわかりやすく解説。

内容説明

5年生存率が8.5%と低く、他のがんと比べても特にタチが悪いと知られる膵臓がん。膵臓は胃の後ろにあるため通常のエコー検査などでは見つけにくく、がん細胞が周囲の組織や臓器に染み込むように速く広がるので手術で切除するのも難しい。だが最近では超早期に治療すれば5年生存率90%超という成績もあり、いかに早く見つけるかが先死を決める鍵になる。黄疸や背部痛ほか特徴的な初期症状から、検査法、化学療法、ロボット手術など最先端の治療法まで、膵臓がんのエキスパートがわかりやすく解説。

目次

第1章 体の奥底にあるちょっと危険な「エネルギー管理司令塔」―膵臓が果たしている「ふたつのミッション」(膵臓について知っておこう;膵臓は水平ではなく、右から左へ斜めにカーブしている ほか)
第2章 膵臓の病気のこと、どれだけ知っていますか?―慢性膵炎・急性膵炎・膵嚢胞(慢性膵炎は膵臓の細胞がじわじわと破壊される病気;長年にわたり大量のアルコールを飲んできた人は要注意 ほか)
第3章 膵臓がんを知る―膵臓がんの基礎知識・検査法・手術法(タチの悪い相手のどこを攻略すればよいのか;糖尿病や慢性膵炎がある人は膵臓がんになりやすい ほか)
第4章 膵臓がんを超早期に見つけて治す時代に―ステージ0の上皮内がんなら90%の治癒率(ステージ0で見つけて根治を目指す;最初は良性腫瘍、スイッチが入って上皮内がんにグレードアップ ほか)
第5章 膵臓がんは焦って手術をしてはいけない―ステージ1以上の膵臓がんになったら(「膵臓がんは手術だけが唯一の根治的治療」というフレーズに惑わされてはいけない;外科医はやはり手術をしたいと思うもの ほか)

著者等紹介

本田五郎[ホンダゴロウ]
1967年生まれ。県立熊本高校、熊本大学医学部を卒業後、京都大学医学部附属病院外科(研修医)、市立宇和島病院外科、京都大学消化器外科、済生会熊本病院外科、社会保険小倉記念病院外科、東京都立駒込病院外科、誠馨会新東京病院消化器外科などを経て、2020年10月、東京女子医科大学消化器・一般外科准教授に着任。2021年7月、同教授に就任。肝臓・膵臓の手術件数は二五〇〇件を超え、肝胆膵疾患の腹腔鏡下手術における高い技術力は世界的に知られており、海外での手術経験も豊富(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みこ

23
癌の中で最も厄介と言われている膵臓がんについて。食べ物を消化する膵液の強さは頼もしさとは両刃の刃で漏れ出すと自分の体も消化してしまう。膵臓癌の5年後生存率は他の癌と比べても圧倒的に低い。しかし、手術か抗がん剤治療かと言われれば抗がん剤治療がお勧めで、ステージが高い時でさえ抗がん剤である程度状態を落ち着かせてから手術に踏み切るべきだそうだ。それにより、まだ低い方とはいえ5年後生存率も上昇している。2023/10/29

はやたろう

14
膵臓がんの治療や、病気の進み方を、人間社会に置き換えてうまく説明されており、わかりやすい。また、膵臓がんの早期発見からの治療に、数々の問題もあり、これからの治療法の発展を願いたい。2024/04/21

乱読家 護る会支持!

6
職場の同僚を膵臓がんで亡くしたことがありますが、その方もがんが発見された時には、ステージ4で手遅れの状態でした。 さまざまな治療薬や治療法の開発により「治るがん」が増えてきていますが、膵臓がんだけは、なかなか検査では発見できず、自覚症状が出た時にはステージが進んでいることが多い「やっかいながん」です。本書は少しだけ希望(?)を持てる新たな治療法を紹介しています。 2024/02/26

伊達者

3
膵臓がん治療の最前線が分かる本。膵臓の仕組みについてイラストで詳しく紹介しているので膵液の強力さと膵液漏れの怖さが良く分かった。外科医でありながら膵臓がんの治療は抗癌剤と言うし、内視鏡やロボットには否定的。抗癌剤については外科医という立場から詳しい説明がないので別な本で理解する必要がある。分かりやすくしたいという狙いから説明にあたってたとえ話が多いのは分かるが、不良学生とかリーゼント頭とかを癌に例えるなどいささか乱暴で不適切と思われる例が多く、これは編集サイドの責任ではないか。2023/07/29

お抹茶

2
喩えを使ってわかりやすく説明する。膵臓はエネルギー管理司令塔だが,膵液は危険で漏出すると臓器を分解してしまう。黄疸や腹痛や背部痛から早期の肝臓がんが見つかることがある。超音波内視鏡で,CTやMRIでは発見できない膵臓がんも捉えられる。上皮内癌の時期に取るのが良いが見極めは難しく,ステージ0のうちに取っておきたいものの,癌ではないのに膵臓を取ってしまう可能性は拭えない。膵臓がなくなるとインスリンや消化酵素剤が一生必要なため,ハードルは高い。術前化学療法をしてから手術すると,生存率が上がる。2025/02/11

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