幻冬舎新書<br> 死ねない老人

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死ねない老人

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  • サイズ 新書判/ページ数 184p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344986725
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0295

出版社内容情報

世界でトップクラスの長寿大国・日本。元気な高齢者が増える一方で、「生きていたくないが、死ぬこともできない」高齢者が大量に生み出されている。それは、大きな病気がなく経済的にも家族にも恵まれながら死にたい人たち、延命治療などで本人の意思に反して生かされている人たちの2種類だ。せっかく長生きするならそんな「死ねない老人」にはなりたくない。生きがいをどう見つける? 家族とどう付き合う? 自分が希望する「最期」をどう叶えてもらう? 本人も家族も人生100年時代を幸せに生きていくための必読書。

内容説明

世界でトップクラスの長寿大国・日本。元気な高齢者が増える一方で、「生きていたくないが、死ぬこともできない」高齢者が大量に生み出されている。それは、大きな病気がなく経済的にも家族にも恵まれながら死にたい人たち、延命治療などで本人の意思に反して生かされている人たちの2種類だ。せっかく長生きするならそんな「死ねない老人」にはなりたくない。生きがいをどう見つける?家族とどう付き合う?自分が希望する「最期」をどう叶えてもらう?本人も家族も人生100年時代を幸せに生きていくための必読書。

目次

第1章 増え続ける「死にたい老人」の実態(世界がうらやむ長寿国・日本;長寿を「幸福」と思えない高齢者が増えている ほか)
第2章 生きていく理由を見出せなくなった「死ねない老人」(果てしなく「長い老後」が続く現代日本;高齢者が「お荷物」と見なされる社会 ほか)
第3章 望まない延命治療が生み出す「死ねない老人」(治療と延命に突き進んできた日本の医療;高齢者医療には、むしろ弊害が多くなっている ほか)
第4章 高齢者が生きがいを持ち続けるために必要なこと(「生きがい」を考える二つのキーワード;「誰かの役に立つこと」は生きがいになる ほか)
第5章 「望みどおりの死」を叶えるために社会で取り組むべきこと(「安らかに死ねる」社会に必要なもの;本人の意思を尊重するのが「尊厳死」 ほか)

著者等紹介

杉浦敏之[スギウラトシユキ]
1988年、千葉大学医学部卒業。千葉県救急医療センターに勤務後、千葉大学医局研修を受け、千葉大学大学院で医学博士号取得。さいたま赤十字病院に勤務し、2003年より医療法人社団弘惠会杉浦医院院長、2004年より同医院理事長。日本医師会認定産業医、労働衛生コンサルタント取得。埼玉県立大学、上尾中央看護専門学校で講師を務めている。大学卒業以来30年以上にわたり高齢者医療に携わっており、地域医療を充実させるために末期癌患者への在宅医療も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

25
若年死出ない限りいつかは迎える老人ですが、現状に恐れを感じました。人の役に立つ、好奇心を持って学ぶというのはなるほどと思いました。重要な話だと思いますので読んで良かったです。2022/11/13

みいやん

8
願わくば質のよい死を迎えたい。ちゃんと自分の意思を家族に伝えておこう。2023/04/03

まみ

5
高齢者医療に長年携わってきた医者である著者が「死ねない老人」の実態と解決策を提示した本。色々考えさせられ読んで良かったです。人生100年時代、健康で元気に生活できれば長生きしたいが、ただ死ぬ日を待つだけに生きるのは辛いよね。長寿国である日本は「どう生きるか」に加え「どう死ぬか」も考えていかなければいけない。2025/03/10

くらーく

4
タイトルは出版社が付けたのかな?ちょっと、扇情的すぎるような気もする。せっかく内容が良い本なのにねえ。逆効果じゃないかしらん? いや、全くその通りで、最期を病院に頼ってしまうと、なかなか簡単には死ねない。そりゃ、病院だって何もしない訳に行かないしね。あと、親の世代(戦前生まれ)だと、兄弟親戚が多くてねぇ。まして、田舎だと価値観が半世紀違うから。あと、自分(60代)だと、確かにやる事がないのよ。働いていないと社会のお荷物だし。かと言って、職場でも会社のお荷物だし。ほんとに老後と死の教育は必要よね。2023/08/12

お抹茶

3
本人が望まない医療での延命を問題視する。経済的不安もなく家族と同居していても,配偶者と死別して日中は一人きりになると生活ペースの違いから孤立感を抱く。治療後の患者を支え励ますのも医師の大切な仕事だが,治療だけが役割だと認識して「もう治りません」と言い放してお年寄りを絶望させる例は少なくない。より苦痛が少なく満足度の高い終末期医療についての正確な知識や理解がない日本は世界的に見て異様。終末期になると空腹や喉の渇きによる苦痛は感じなくなるので,点滴や経管栄養という無理な食事はむしろ虐待。2023/10/26

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