出版社内容情報
光速c、重力定数G、電子の電荷の大きさe、プランク定数h。これらの基礎物理定数は日常から宇宙までを支配する法則が数値となったものだ。我々はふだん物理定数など意識せずに暮らしているが、この値が違えば太陽はブラック・ホールと化し、人類は地球にいられず火星に住むハメになり、宇宙の姿は激変する。本書では人類がいかにして4大物理定数を発見したか、そのことでどんな宇宙の謎が解け、またどんな謎が新たに出現したかを解説。相対性理論、宇宙の構造、素粒子や量子力学までわかる画期的な書!
内容説明
光速c、重力定数G、電子の電荷の大きさe、プランク定数h。これらの基礎物理定数は日常から宇宙までを支配する法則が数値となったものだ。我々はふだん物理定数など意識せずに暮らしているが、この値が違えば太陽はブラック・ホールと化し、人類は地球にいられず火星に住むハメになり、宇宙の姿は激変する。本書では人類がいかにして4大物理定数を発見したか、そのことでどんな宇宙の謎が解け、またどんな謎が新たに出現したかを解説。相対性理論、宇宙の構造、素粒子や量子力学までわかる画期的な書!
目次
第1章 光速cで特殊相対性理論がわかる(宇宙のどこで測っても変わらない量;4大定数は「偉い」物理定数 ほか)
第2章 重力定数Gで宇宙の構造がわかる(地球が丸いのも重力のおかげ;「重さ」と「質量」は別のもの ほか)
第3章 電子の電荷の大きさeで素粒子がわかる(電気現象は電子と陽子という粒々が起こしている;電気の量を測るには ほか)
第4章 プランク定数hで量子力学がわかる(ラスボス・プランク定数h;プランク定数は考案者にも謎の定数だった ほか)
第5章 物理の4大定数で単位が決まる(単位とは「物理定数の何倍であるか」を述べたもの;メートルの誕生 ほか)
著者等紹介
小谷太郎[コタニタロウ]
博士(理学)。専門は宇宙物理学と観測装置開発。1967年、東京都生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。理化学研究所、NASAゴダード宇宙飛行センター、東京工業大学、早稲田大学などの研究員を経て国際基督教大学ほかで教鞭を執るかたわら、科学のおもしろさを一般に広く伝える著作活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 洋書
- CRYING BOY