幻冬舎新書<br> 家族間殺人

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幻冬舎新書
家族間殺人

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  • サイズ 新書判/ページ数 229p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344986312
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0295

内容説明

家族に悩まされた経験を持つ人は少なくないだろう。配偶者のモラハラや支配的な親きょうだいの言動に「いっそのこと…」と思ったことはないだろうか。実際、日本の殺人事件の半数は家族間で起きている。家族の悩みは他人に相談しにくく、抑え込んだ感情がいつ爆発するかわからない。傍からは幸せそうに見える家族ほど、実は問題を抱えていることも多い。子どもへの度を越えた躾、仮面夫婦、夫と姑の確執、きょうだい間の嫉妬など理由はさまざまだが、殺人に至る背景には一体何があるのか?多くの事例から家族が抱える闇を検証する。

目次

第1章 野田市小四虐待死事件
第2章 岩手妊婦殺害・死体遺棄事件
第3章 宮崎家族三人殺害事件
第4章 洗脳された家族
第5章 嬰児遺棄事件の背景
第6章 元農水事務次官長男刺殺事件から考える子殺し
第7章 残された家族の人生
第8章 兄弟間殺人
第9章 家族はなぜ殺し合うのか
第10章 家族と社会の責任
第11章 家族間殺人を防ぐには

著者等紹介

阿部恭子[アベキョウコ]
NPO法人World Open Heart理事長。東北大学大学院法学研究科博士課程前期修了(法学修士)。2008年大学院在籍中に、社会的差別と自殺の調査・研究を目的とした任意団体World Open Heartを設立。宮城県仙台市を拠点として、全国で初めて犯罪加害者家族を対象とした各種相談業務や同行支援などの直接的支援と啓発活動を開始、全国の加害者家族からの相談に対応している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみきーにゃ

75
作者読み。実例に沿って話しが進むので理解しやすい。どんなに円満そうに見えても実は仮面夫婦だったりわからないもの。実子殺しの精神はどんな理由があるにせよ、やはり理解出来ない。2022/07/16

HANA

66
血は水よりも濃いと言うが、一旦拗れ始めたら手に負えない。本書は家族間で起きた殺人事件を動機や報道、その後等多彩な観点から分析した一冊。一時期ニュースで見なかった日はない野田市小四虐待死事件始め岩手妊婦殺害事件、元農水事務次官次男刺殺事件と、記憶に新しい事件が深堀されている。ただ殺す側の動機について筆が費やされているが、それでもやっぱり殺人だけはいかんと思うのですよ。家族だからというか、いっそ家族だからこそ逃げ場がないというか。最後のケースもそうだけど、問題や世間から逃げるって行為もよく考えるべきだなあ。2021/12/30

こばまり

56
置かれた状況、環境によっては家族から逃げるのも一手と思う。世間の耳目を集めた事件や、梁石日の小説もかくやといった事例を紹介しているが、全体的に駆け足な印象。じっくり掘り下げたものを読みたい。2022/01/12

nekosogi

5
この本が入ったバッグを落としたのだが、受け取りに行った交番で犯罪者を扱うような感じで対応されたよ。トホホ。 当たり前なんだけど、週刊雑誌を読む以上に取り上げた事件に詳しく、背景も書いてあり、紹介された事例とならなかった事例と比べてみたくなった。 どなたかのコメントでもあったが、最後の事例は確かに「血と骨」を彷彿とする。 2023/10/05

やん

4
序盤は読み応えがあったが途中でちょっと物足りなさを覚えた章もあった。新書だから仕方ないか。家族間で特にトラブルがあるわけではないが、自分も殺す側・殺される側になりかねないという意識は心の奥底にある。この世には出来心というものがあるから、使った包丁はその都度すぐしまうようにしている。家は安心できる場所であって欲しい。2023/09/22

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