幻冬舎新書<br> 真贋力―金閣寺・銀閣寺住職が教える目利の力

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幻冬舎新書
真贋力―金閣寺・銀閣寺住職が教える目利の力

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344985742
  • NDC分類 188.84
  • Cコード C0295

出版社内容情報

デマや詐欺、文書の改竄、フェイクニュースに溢れる現代社会で、もっとも必要とされるのが本物/偽物を見抜く力=真贋力だ。拡散されている情報は本当に真実か、取引相手は信用に足る人物か――社会の情報化が、かえって真贋を見極めることの難しさに拍車をかけている。相国寺・金閣寺・銀閣寺住職である著者は、幼い頃から書画や骨董に親しみ、国宝や重要文化財を多数収蔵する美術館を開いた目利きの達人としても知られている。ローマ教皇フランシスコをはじめとする「真実の人」との出会いや、禅で最重要視される「体験」を通して培われた鋭い真贋力は、現代の私たちに迷いなく生き抜く術を教えてくれる。

内容説明

デマや詐欺、文書の改鼠、フェイクニュースに溢れる現代社会で、最も必要なのが本物/偽物を見抜く力だ。拡散された情報は真実か、取引相手は信用に足る人物か―社会の情報化が、真贋を見極めることの難しさに拍車をかけている。金閣寺・銀閣寺住職である著者は、幼い頃から書画や骨董に親しみ、国宝や重要文化財を多数収蔵する美術館を開いた目利きの達人としても知られる。ローマ教皇フランシスコら「真実の人」との出会いや、禅で最重要視される「体験」を通して培われた鋭い真贋力が、現代の私たちに迷いなく生き抜く術を教えてくれる。

目次

第1章 言葉や情報の真贋を見極められない現代人(無欲とは、欲がないことではありません。惑わされず、欲とどうつきあっていくかが大事です。禅は「捨て去る」ことに徹底しています。悟りに執着する心すらも捨てるのです。 ほか)
第2章 体験こそが真実に到達するための道(禅の世界では、体験が何より重要です。いくら本を読んでも、真贋を見極める目は身につきません。;禅を難しく考える必要はありません。日常すべてが体験なのです。 ほか)
第3章 茶の湯に学ぶ禅の本質(「仏法も茶の湯の中にあり」。茶の湯の精進と禅の修行は同じことです。;体裁にとらわれない。変な趣向を凝らさない。茶の湯に学ぶ本当の「おもてなし」とは? ほか)
第4章 真贋を決めるのは人間の見識(龍門石窟で文化財の流出を目の当たりにし、美術館建設の意義を再認識しました。;構想から一〇年で完成した美術館を通じて、日本の文化の継承に貢献していきたい。 ほか)
第5章 真実の人との出会い(バチカンで聞く『オラショ』に魂が震え、祭壇で仏教の「普回向」を唱えてきました。;すばらしい人格者の教皇フランシスコと世界平和のために一緒に祈りました。 ほか)

著者等紹介

有馬頼底[アリマライテイ]
1933年、東京生まれ。臨済宗相国寺派第七代管長。鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)の住職も兼任。京都仏教会理事長。八歳で大分県日田市の岳林寺にて得度。京都相国寺の専門道場に入門、修行。現代日本の仏教界を代表する禅僧。久留米藩主有馬家の子孫にあたる。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コチ吉

9
全てのものは「無自性」であり、実体などない。結局、真贋とは人間が決めるもので、事情によって本物にも偽物にもなりうる。まさしく禅問答であるなあ。この本を読んで真贋力を付けようと思った何という浅はかな自分であろうか。2020/01/14

大先生

7
臨済宗相国寺派第七代管長。金閣寺・銀閣寺の住職も兼任している有馬賴底さん。本物と偽物を見分け、真贋を見極めるには「体験」が必要であるということを強調しておられます(行動や実践の必要性のところで王陽明の話も出てきます)。もの自体には本物も偽物もなく(無自性)、それを決めるのは人間。先入観や固定観念があると目が曇る。臨済宗の開祖臨済禅師は「疑わざる、これ病なり」とまで断言したようです。最近はピュアな人が増えている気がしますが、臨済禅師に言わせれば病気ですね(苦笑)。政治的な主張も少なくないのは意外でした。2020/07/26

Yasushi I

2
京都の相国寺に若冲を観に行った際、ミュージアムショップに有馬頼底管長のサイン入りの本書があり衝動買い。真贋を見抜くことではなく、本物と接することや、やり切る生ききることの大事さを書かれている。「無事是れ貴人、但、造作すること莫れ、ただ是れ平常なり」悟りの境地は果てしなく遠い。2021/05/09

Go Extreme

1
情報化→本物と偽物・真贋を見分めにくさに拍車 体験→自分なりの軸・見識 無欲:欲なし<欲と付き合う 野放図な欲望→不幸 捨てるを徹底→悟りへの執着すら捨てる 三毒:貪欲・瞋恚・愚痴 煩悩具足の存在→認識・とらわれず 疑わざる、これ病なり 本来の面目:自然のままの自分 元号:中国の制度にならい世界で唯一維持 自悟自解:自ら悟り・自ら解らしめる 一大事:今日の・いまのこの瞬間の心 あつき心でもてなす:瞬間瞬間・1日1日を大切にする 本来無一物:からりと晴れ渡った自由で清浄無垢な世界2020/01/19

よし

1
相国寺の七代目管長の有馬頼底さんの著書なんですね。2019/12/14

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