幻冬舎新書<br> おいしいとはどういうことか

個数:
電子版価格
¥815
  • 電子版あり

幻冬舎新書
おいしいとはどういうことか

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年06月20日 11時32分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 211p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344985643
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C0295

内容説明

喉が渇いたときに飲む水は心底おいしいけれど、渇きがおさまった後に同じ水を飲んでも、もうおいしいとは感じない。体が必要としていないから。すなわち「おいしい」とは本来、体という自然によりそい喜ばせてあげたときに生まれる感覚のこと。しかし、ただおいしいだけでなく、この「体が喜ぶ料理」を作るのが案外難しいと著者は言う。どうしたらそんな料理が作れるのか、そもそも料理とは何か―。京都で最も予約が取りにくい日本料理店「草喰なかひがし」店主が、野山を馳せ巡りながら得た“食”にまつわる究極の哲学。

目次

第1章 土を舐める(「ええ野菜だけ持って帰って料理したら、ええ料理ができるに決まってるやないか」;そもそも料理とはなにか? ほか)
第2章 山を喰う(行者や巫女の泊まる宿坊で育つ;大山椒魚の薄造りと栃餅 ほか)
第3章 草を摘む(楷書を崩して草書 その草の心の料理;夢は枯れ野をかけ廻る ほか)
第4章 家で食す(家庭の料理こそ、いちばん大切な料理;料理の仕方は野菜が教えてくれる ほか)

著者等紹介

中東久雄[ナカヒガシヒサオ]
1952年、京都府生まれ。日本料理店「草喰なかひがし」店主。摘み草料理で知られる花背の料理旅館「美山荘」で生まれ育ち、少年期から家業の手伝いに勤しむ。高校卒業後、本格的に料理の道に入り美山荘に二十七年間勤務。97年に独立して銀閣寺のほとりに現在の店を開店し、今日に至る。2012年に農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」でブロンズ賞、17年に同シルバー賞、16年に京都和食文化賞を受賞。大原の地野菜の魅力を多くの料理人に発信し、地場の農業振興にも貢献している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

95
京都・銀閣寺門前の小さなカウンターだけの店「草喰なかひがし」の店主。大原の地野菜を毎朝愛車の真っ赤なスズキX-90で仕入れに行く。畑から抜いたばかりの野菜をちぎって生で食べて、料理を発想する。草喰の草は、真行草の草の意味。真書が本膳料理だとしたら、草書の料理はそれを崩した草の料理。畑で出会う自然をまるごと味わってもらえるように仕掛けをする。人は食べることによって自然を感じて、季節を味わう。京都へ行く際には是非予約して味わいたい。https://www.soujiki-nakahigashi.co.jp/2022/04/30

Asakura Arata

5
食文化というのはこういうことなのだろうな。食材と会話するには、産地に直接行って五感を開いて触れるしかない。本当の料理人というのはそういうものだ。2019/10/24

niz001

5
仮に30年ぐらい前の著作と言われても驚かない、自然をなるべく自然な形でいただこう。結局昔も今も変わらないという事か。直接書いてはいないけど「殺生なことしはるんですなあ」と言った人にはムッとしたやろなぁ。大山椒魚のお造り!?もう食べられへんけど。2019/08/08

peko

3
とても読み応えのある本だった。一流の人、モノごとを突き詰めた人の話はおもしろい。大原も花脊も、京都市内だけれども自然にあふれ静かで大好きな場所だ。超有名店でなかなか行けない店だが、こういう店が人気があるというのが、まだまだ世の中捨てたものじゃないな、と偉そうにも思った。2019/12/27

ジロ

2
ちょっと期待はずれ。料理人のエッセイ的な本。2021/01/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14139574
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品