幻冬舎新書<br> 渋沢栄一―「日本近代資本主義の父」の生涯

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幻冬舎新書
渋沢栄一―「日本近代資本主義の父」の生涯

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  • サイズ 新書判/ページ数 257p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344985629
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0295

内容説明

渋沢栄一は農民の家に生まれながらも、二十五歳で一橋慶喜に仕え、幕臣としてパリ万国博覧会へ派遣される。だがヨーロッパ見聞中に明治維新を迎え、仕えていた徳川幕府が消滅。帰国し大蔵官僚を経て、三十四歳で実業家に転身。数多くの企業を興し、日本近代資本主義の父と呼ばれるまでになる。彼の人生を大転換させたのは常に出会った人々―幼少からの師・尾高惇忠、運命を変えた平岡円四郎、主君・徳川慶喜、そして大隈重信、井上馨、大久保利通だった。日本経済の礎を築いた栄一の生き様こそ不透明な現代を生き抜くヒントだ!

目次

第1章 栄一、討幕を企てる(尾高惇忠―藍香ありてこそ青淵あり;討幕計画を練る)
第2章 栄一、幕臣になる(平岡円四郎―運命を変えた出会い;徳川慶喜―永遠の「主君」)
第3章 栄一、フランスへ行く(徳川昭武―全行程に随行;明治維新と渋沢一族;帰国後、静岡で合本組織を立ち上げ)
第4章 栄一、大蔵官僚になる(大隈重信―付かず離れず;井上馨―最も信頼する上司;西郷隆盛―茫洋とした奥の深さ;大久保利通―互いに嫌い合う;大蔵省を辞めて、念願の実業界へ)

著者等紹介

今井博昭[イマイヒロアキ]
1951年、和歌山県橋本市生まれ。郷土史家。関西大学法学部を卒業し、東京・品川の書店で働いた後、埼玉県庁に入る。主に福祉や商工、労働分野の職務に携わり、2016年に退職。渋沢栄一や清水卯三郎など埼玉県生まれの人物を研究し、彼らの人生や功績などについて、講演活動や雑誌投稿により紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kana

48
渋沢栄一記念館に行く前の予習に読んだのだけど、なぜこれほどの偉業を成し遂げた方を全然知らなかったのだろうと驚く。主に幕末、青年期の渋沢氏の身に起きたことやそこで得た気付きに焦点が当てられる。豪農出身で幼い頃から商いを父について学び、論語教育を受けていたこと、一橋側の家臣でありながから留学で無駄に命を落とさずに済んだことは日本にとって幸いでした。史実を綴る形式ながら彼の生き様をリアルに想像できて非常に読みやすく面白い。読んでから行ったからこそ深谷市の彼の生家からもたくさんのことを考えさせられました。2019/11/19

PAO

25
「強硬な尊王論者が幕臣となり、今度は攘夷を実行しようとした者がフランスへ行く。何という皮肉であろうか」…銀行設立、鉄道敷設、郵便創設、富岡製糸場設立など成し遂げた渋沢栄一が元々は尊王攘夷思想でクーデターを計画していた危険人物だったとは驚きました。でも時代の求めに応じて大転換を図り欧州で学んだ制度を日本で実現した彼がいたことが日本の幸運の一つだったのでしょう。「明治初期に産業の近代化を先頭に立って推進する栄一がいなければ日本の先進国入りは大幅に遅れていた」と新しい一万円札を使う度に彼を思い出すのでしょうか。2019/08/08

生ハム

13
新1万円の人。なのに、知らないことが多すぎました。 そもそも薩長でなく、武蔵国(埼玉)出身。農民、倒幕を企てるも幕臣となる。留学して官僚になるも下野。これだけで波乱に満ち溢れている。幼い頃学んだ論語から、「成功は社会のおかげであり、成功者は社会に恩返しすべき」「なんら道徳的規範をもたないまま近代資本主義社会になだれ込んだ場合、弱肉強食の世界が現出する」といった考えをもち、いや、こんな立派な方が日本にいたのか、という印象。本書の著者が在野の研究者であるという事実も面白い。2020/04/19

kitten

13
図書館本。こんど、新一万円札の肖像になる人だが、ほとんど知らない人だったので気になっていた。日本の資本主義の父といわれる人だけど、江戸時代は農民だったのに驚き。成り行きで徳川慶喜に仕えて、フランスのパリ万博に。大政奉還の話はパリで聞いて日本に帰国する。その後、新政府にも出仕して大蔵官僚に。大久保利通と対立して下野し、実業界に入る。実業界の話はほとんど書かれてなかった。渋沢栄一のほかの本も読んでみたい。2020/02/18

のり

12
超面白い。渋沢栄一の生涯とあるが、この本では若き頃の話が多い。後半生に関してはさらっと書かれている。ただ、若き日の渋沢栄一が何を見て、知り、学び、それを積み上げてきたかを知ると、この構成に納得できる。新一万円札の肖像画という事で不勉強ながらゼロ知識で読ませていただいた。尊王攘夷に燃えていたことに驚き、徳川慶喜を生涯を通して主君として仕えている姿にも驚いた。この本を読む前はただ単に勉強家だったのだろうと考えていたがまったく違った。勉強家でもあるが多くの出会いが渋沢栄一という偉人を構築したのではないかと思う。2020/03/12

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