出版社内容情報
嘘だらけの私。隙あらば自慢する私。怒ってばかりの私。己の内面に目を向けたとき見えてくるのは、そんな醜い私ばかり。でも、そんな「私」というものは、そもそも存在しないのです――その真理に至った著者は、仕事を捨て、住所を捨て、外界との連絡を絶ち、二五〇〇年前のインドの修行僧と同じ、野宿の瞑想生活に旅立った。すべての煩悩を滅却した究極の悟り、すなわち「解脱」を目指して。10年以上におよぶ修行の日々から得た気づきと、さらに深い修行に入る覚悟を記した、「小池龍之介」最後の書。
内容説明
嘘だらけの私。隙あらば自慢する私。怒ってばかりの私。己の内面に目を向けたとき見えてくるのは、そんな醜い私ばかり。でも、そんな「私」というものは、そもそも存在しないのです―その真理に至った著者は、仕事を捨て、住所を捨て、外界との連絡を絶ち、二五〇〇年前のインドの修行僧と同じ、野宿の瞑想生活に旅立った。すべての煩悩を滅却した究極の悟り、すなわち「解脱」を目指して。一〇年以上におよぶ修行の日々から得た気づきと、さらに深い修行に入る覚悟を記した、「小池龍之介」最後の書。
目次
第1章 嘘だらけの私(自分がイラっとしたことに気づかない自分;「今、ここ」に専念することの効用 ほか)
第2章 自慢したい私(人を指導するとは、のんびり待つことなり;自慢病の予防にもマインドフルネスを ほか)
第3章 正しくありたい私(「メンドクサイ」という気持ちの裏側にある煩悩;「自分は正しい」という快感 ほか)
第4章 憎しみ、怒る私(他人から攻撃されたら、「リンゴが木から落ちた」と考える;誰も恨まず怒らず ほか)
第5章 私は存在しない(「私」というゾンビが再生できなくなるまで;「空」にすら取り憑く、私というゾンビ ほか)
著者等紹介
小池龍之介[コイケリュウノスケ]
1978年生まれ。出家名は空朴。東京大学教養学部卒業。月読寺(神奈川県鎌倉市)住職と執筆業を辞し、瞑想修行に専念している。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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