幻冬舎新書<br> 葬式格差

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幻冬舎新書
葬式格差

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344984929
  • NDC分類 385.6
  • Cコード C0295

内容説明

札幌市0円、千葉市6000円、名古屋市5000円、大阪市1万円なのに、東京23区民だけが5万9000円のバカ高い火葬代を払っている。これに東京人は気づいていない。なぜか?他にも東日本では遺族が遺骨をすべて引き取らねばならないが西日本では4分の1から3分の1しか引き取らなくてもいい。ゆえに骨壺の大きさがかなり違う。かように地域差が大きく大半の日本人は他所を知らない。葬式自体がどんどん減少し、おかしな葬儀、ロボット僧侶、誰も参らない墓が出現する現代、「格差」をキーワードに日本人の葬り方を考察。

目次

第1章 火葬格差―東京23区民だけが突出して高い火葬代を払っている理由
第2章 遺骨格差―遺骨を墓に埋めるのは案外、世界でも珍しい
第3章 納骨格差―なぜ東日本の人間は遺骨を持て余しているか
第4章 骨葬とは何か―葬式は、火葬してからやるか、やってから火葬するか
第5章 位牌堂とは何か―急速に意味を失う寺檀関係
第6章 宗派格差―仏教式葬式の成り立ちと宗派ごとの違い
第7章 本物の坊さんとは―戒律と僧侶の資格
第8章 急増するおかしな葬式―過剰な演出が増える一方で簡略化する動きが
第9章 墓参りしてもらえないおかしな墓―揺らぐ永代供養墓の意味

著者等紹介

島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年東京都生まれ。宗教学者、文筆家。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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gtn

13
読み進めるほどに「坊主丸儲け」という言葉が頭に浮かぶ。数十万の布施、200万円にも上る離檀料、宗教法人の教師資格。そのいずれも根拠があいまい。他の著作をもじれば、「もう寺を捨てるしかない」2018/11/13

ともがら

9
なんでもかんでも「格差」って、nino3さんがおっしゃるように「差異」だわ 興味深い内容で面白いけど、地方に住み代々の墓があり、仏間があって、もちろん仏壇もあり、親の葬式を出した者なら、将来の墓地のことや寺とのつきあいなんかも、よくわかっていることが多い2018/12/27

マカロニ マカロン

9
個人の感想です:B。『秘密のケンミンSHOW』を引き合いに出しながら、火葬費用の地域差(東京23区は突出して高額)、や火葬後の拾骨の量の東西格差(西日本では1/3程度しか引き取らない部分拾骨が主流)、墓への遺骨の納め方、仏教の宗派による葬式の式次第、戒名の違い、葬式の費用の格差等など、大変興味深い内容が書かれていて、「へぇーそうだったのかあー」とつぶやいてしまう。メモリアルビデオとか、ご遺体の顔に触ることを強いるとかの過剰演出、ドライブスルー葬とか便利な葬式もあるようで、ホントにびっくりした。2018/08/30

サラダ

6
私が死んだら、葬式は必要ないし墓もいらないと思っていました。しかし死んだら私はもういないので、残された人の世間体とか宗教心で好きなようにしてもらえればいいのかと思うようになりました。ロボット僧侶が既にいるようで、葬儀も時代と共に変わっていくのでしょうね。2018/06/24

noko

5
火葬するにも地域によって、ずいぶんお値段が違う。親戚の火葬は戸田だったけど53100円かかる。名古屋は5000円。札幌は無料。民間がやってると高い。お骨にしても東と西では、引き取るお骨の量が違う。東は全て引き取り、西は3分の1ほど。東と西で文化が違う。お墓があったらあったで、それを守っていくのはお金がかかる。お墓がなければ、その都度どこに入れるのかを考えなければならない。0葬ならば、気が楽だけど、遺族の心の問題も考慮しなければならない。日本は葬儀にお金がかかり過ぎていたのは事実だと思う。2024/10/26

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