内容説明
今や歯科医院の数はコンビニを上回り、患者の奪い合いが勃発している。一人の患者からできるだけ多くの治療費をむしり取ろうとする悪徳歯医者が急増中だ。ついにはインプラント治療で死亡事故まで起きてしまった。こんな歯医者にかかったら命まで危ない。良い歯医者・悪い歯医者の見分け方、年をとっても歯を守る方法など、「抜かない」を信条とする著者が歯科業界のタブーを破って緊急警告。
目次
1章 「歯の駆け込み寺」と呼ばれて
2章 歯医者の夜逃げがはじまった
3章 歯学部は吹きだまり
4章 インプラント医に殺されないために
5章 それでも私は歯を残す
6章 誰も言わなかった、良い歯医者の見分け方、上手なかかり方
7章 歯にまつわる噂の嘘と本当
著者等紹介
斎藤正人[サイトウマサト]
1953年東京生まれ。都立日比谷高校、神奈川歯科大学大学院卒業。サイトウ歯科医院院長。歯科保存学、歯内療法学博士。長年「歯を抜かない」を治療方針に掲げ多数の患者を救ってきた。ブログ「抜かない歯医者のひとりごと」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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無花果
39
引っ越すとやらないといけないリストが新たな歯医者探し。これが本当に厄介。本書に「歯医者選びは恋人探しと同じである」との名言。(他にもわかりやすく歯のことが説明されてる)確かに・・・自分に合う歯医者って難しいかも。私の場合、近場で歯医者を探すのがいけなかったのかぁ。歯は自分の一部なのにされるがままだわ。知識をもって判断しないと勧められるままになるよね。2014/11/10
そうたそ
21
★★☆☆☆ 歯医者の当たり外れは本当に顕著であり、口コミもさほど信用にならない。人にいいと言われて行った歯医者が微妙だったこともあるし。本書で述べられているようなひどい歯医者には幸い、出会ったことがないが、都会などは歯医者の数も多く、まさにそういう歯医者に出会うことも珍しくないのだろう。2019/12/10
kubottar
15
レーシックもそうだけどインプラントも歯医者さん自身はやらずに入れ歯で済ましていると聞いて、どこも同じなんだなと思った。2015/01/09
えこ
10
最近はインプラントやホワイトニングを専門に掲げている歯科医院が多くて、私にも友人知人がよく説明を求めてきます。私は両方反対です。悪質な歯科医院が増えてるのが現状です。著書は悪い歯科の特徴が歯科医師によって文章化されてて、一般の患者さんにも解りやすいと思います。抜歯よりも歯内治療(神経をとる)、歯内治療をしない為の予防が本当に!大事なんです!患者さんの歯を大事にするほど儲からないしくみになってるのが悲しい。これから歯科に通おうと思ってる人に読んでほしい!うちの院長はいい歯医者さんだと再確認!2014/10/02
みのにゃー
6
私の歯がヤバい。歯医者には神経を抜く治療を勧められている。もしかしてヤバい歯医者なんじゃ・・・?と思い、この本を読んでみる。歯医者の世界がヤバい。歯科医の質の低下、診療報酬の低さ、インプラントについて。そして私の通っている歯医者は良心的であることがわかった。2017/06/18
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