内容説明
欧米の仏教が急激に進歩しているのに、なぜ日本の仏教だけが旧態依然としているのか。ともに日本の禅宗(曹洞宗)からスタートして、アメリカで仏教を教えた二人。その後、藤田はアメリカに留まり、山下は東南アジアやチベットで仏教を学んだ。三十年にわたり修行を実践し深めてきた二人のカリスマ僧侶が、日本の仏教を根底から更新する。「形骸化した仏教」(仏教1・0)と「方法・テクニックとしての仏教」(仏教2・0)の現在から、ラジカルな「本来の仏教」(仏教3・0)へ―。
目次
第1章 僕たちはなぜ安泰寺で出会ったか?
第2章 「アメリカ仏教」からの衝撃
第3章 マインドフルネスという切り口
第4章 「瞑想メソッド」を超える
第5章 アップデートする仏教
第6章 「仏教3.0」へ向けて
著者等紹介
藤田一照[フジタイッショウ]
1954年愛媛県生まれ。曹洞宗国際センター所長。東京大学大学院教育心理学専攻博士課程を中途退学し、曹洞宗僧侶となる。87年よりアメリカのヴァレー禅堂で禅の指導を行う
山下良道[ヤマシタリョウドウ]
1956年東京都生まれ。スダンマチャーラ比丘。鎌倉一法庵住職。東京外国語大学仏語科卒業後、曹洞宗僧侶となる。88年、アメリカのヴァレー禅堂で布教、のち京都曹洞禅センター、渓声禅堂にて坐禅指導を行う。2001年ミャンマーにて比丘となり、日本人として初めてパオ瞑想メソッドを修了。現在は鎌倉一法庵を拠点として、日本各地、インド、台湾、韓国などで坐禅瞑想指導を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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