出版社内容情報
警視庁捜査一課・棟居の後輩刑事が殺された。非番中コンビニ強盗に遭遇し、店員を守るため凶刃に倒れたのだ。彼の死は世間の同情を集め一般市民も通夜に訪れる中、滂沱の涙を流す女性がいた。彼女の正体を追った棟居は、事件の悲しい顛末を知る(「後朝の通夜」)。
ある者は魔が差したせいで、ある者は確固たる信念によって、追いつめられた人々の心情に迫るミステリーに、書籍初収録の幻の短編「青春の遺骨」を加えた珠玉の6編。
内容説明
警視庁捜査一課・棟居の後輩刑事が殺された。非番中コンビニ強盗に遭遇し、店員を守るため凶刃に倒れたのだ。彼の死は世間の同情を集め市民も通夜に訪れる中、滂沱の涙を流す女性がいた。彼女の正体を知った棟居は、事件の悲しい真相に辿り着く(「後朝の通夜」)。ある者は魔が差したせいで、ある者は確固たる信念によって、追いつめられた人々の心情に迫るミステリーに、書籍初収録の幻の短編「青春の遺骨」を加えた珠玉の6編。
著者等紹介
森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年熊谷市生まれ。青山学院大学卒。10年に及ぶホテルマン生活を経て作家となる。江戸川乱歩賞・日本推理作家協会賞・角川小説賞・日本ミステリー文学大賞・吉川英治文学賞を受賞。推理小説の他、歴史小説・ドキュメントにも作風を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Take@磨穿鉄靴
22
森村氏。余命が短くなった際に自分の正義を行使したいと言うのはやはり難しい問題だとは思う。正義の定義が絶対値として存在する訳ではないから。正直あまり惹かれなかった。★★★☆☆2025/08/26
ジニー
4
★★★☆☆2024/10/09
ひまわり
4
久し振りの森村さん。2023/12/04
アツシ
3
短編集だが、いずれも引き込まれた。長編以上に短編の推理小説は難しいように思うが、さすが森村誠一。2025/07/05
S
3
大体は余計なことを言ったがためにバレる話2023/06/14