幻冬舎新書<br> 後白河法皇―平家を滅亡させた黒幕

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幻冬舎新書
後白河法皇―平家を滅亡させた黒幕

  • 河合 敦【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344982468
  • NDC分類 288.41
  • Cコード C0295

内容説明

貴族社会が揺らぎ、武士の世へと移り変わろうとしていた平安末期。本来「中継ぎ」天皇だった後白河法皇は、宿命のライバルである平清盛や、木曽義仲、源頼朝ら武家の棟梁と渡り合い、何度も幽閉の憂き目に遭いながら、30年以上にわたる異例の院政を敷き続けた。しかし彼は、おそるべき記憶力をもつ一方、奇妙な振る舞いが目立ち、アスペルガー症候群だったという説もある。「平安最後の帝王」は賢帝だったのか、愚帝だったのか。その66年にわたる波瀾万丈の生涯を、新解釈を交えて読み解く。

目次

第1章 雅仁親王の誕生と保元の乱(雅仁親王の誕生;白河上皇による院政のはじまり ほか)
第2章 平治の乱と後白河上皇の失脚(信西と藤原信頼の権力争い;男色関係にあった後白河と信頼 ほか)
第3章 後白河院政復活と平清盛(二条天皇の死と院政復活;平清盛との蜜月 ほか)
第4章 清盛の死と平家の滅亡(公家生活に慣れきった平氏;平清盛の死 ほか)
第5章 偉大な暗主の最期(後白河法皇の本性とは;東大寺大仏に目を入れる ほか)

著者等紹介

河合敦[カワイアツシ]
1965年東京都生まれ。青山学院大学史学科卒、早稲田大学大学院修士課程修了(日本史専攻)。高校教師として教壇に立ちながら、歴史作家・歴史研究家として、数多くの著作を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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佐島楓

47
それまで抱いていたイメージが一気に変わってしまった。そうとう奇矯な振る舞いをなさる方だったようだ。「お家騒動」(しかも泥沼)からいくさを始めてしまうのも、ええーっ・・・という感じだった。2015/10/23

中年サラリーマン

11
後白河法皇にスポットを当てているが、この辺の時代についても述べてくれているので意外と歴史の復習になったりします。2016/12/02

みじんこ

6
後白河院の誕生から崩御までの日本史の流れがよく分かる。保元、平治の乱や源平合戦についても経過を時系列順に追っており、人物関係や役職名などの用語も分かりやすく解説しているので、この辺りのことを知りたい、というビギナーにも良い。ただ、133ページの資盛が維盛の誤記、162~163ページで『玉葉』と『愚管抄』を逆に書いていたりする誤りがある。様々な逸話から、後白河院は一人の人間としてとても面白いと改めて思った。実際の所は分からないが、老獪な人物というよりも自分の好きなように生きたかった人である、と私は見ている。2015/10/20

maito/まいと

6
清盛のライバル(大河見ると、盟友と紙一重だった)後白河法皇への興味が湧いて手に取った一冊。「日本一の大天狗」のキャッチフレーズが印象深いが、その実態は‘やり手’とはほど遠い、自我の強すぎるわがままサンだったらしい。本書と時代背景を照らし合わせてみると、確かに法皇が主導したというより、法皇の発言に対し(もしくは法皇の意思に合わせ)周囲が法皇を祭り上げたり持ち上げたりしただけ、と見た方がしっくりくることが多い気がする。ただ、海外の文化に興奮したり、外人と偏見無く接するなど異端児であったことは間違いなさそう。2012/08/02

めぐみこ

4
後白河法皇は果たして本当に老獪な「日本一の大天狗」だったのかに迫る。前半、敵を作らないよう立ち回る清盛の外交センスがあっぱれ。そもそも、棚ボタ即位の天皇が、これほど長く院政を敷くとは本人も含め誰も思わなかったろう。歴史の偶然の不思議さだ。2018/02/04

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