幻冬舎新書<br> 死にたい老人

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幻冬舎新書
死にたい老人

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  • サイズ 新書判/ページ数 262p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344982321
  • NDC分類 916
  • Cコード C0295

内容説明

もう充分に生きた。あとは静かに死にたい―。83歳の小説家は、老いて身体の自由がきかなくなり、男の機能も衰え、あらゆる欲望が失せ、余生に絶望した。そして、ゆるやかに自死する「断食安楽死」を決意。すぐに開始するや着々と行動意欲が減退、異常な頭痛や口中の渇きにも襲われ、Xデーの到来を予感する。一方で、テレビのグルメ番組を見て食欲に悩まされ、東日本大震災のニュースにおののきつつも興味は高まり、胃痛に耐えられず病院に行く。終いには、強烈な死への恐怖が!死に執着した小説家が、52日間の断食を実行するも自死に失敗した、異常な記録。

目次

第1章 断食死をめざして、38日間(断食カウントダウン―2011年2月10日~14日/断食直前の記録;いよいよ断食突入―2月15日~3月24日/38日間の断食記録 ほか)
第2章 断食安楽死をするための準備(保護責任者遺棄の罪にあたるらしい;83歳、独身ではアパートも借りられない ほか)
第3章 ぼくはなぜ断食安楽死を決意したのか―その理由と背景(ぼくには孤独死した友人が4人いる;生への執着をなくしたら、突然世界が変わって見えた… ほか)
第4章 今度こそ、3度目の挑戦!(3度目の挑戦に入る前に―2011年4月12日~23日/断食再決断の記録;3度目の断食突入―4月26日~5月4日/9日間の断食記録 ほか)

著者等紹介

木谷恭介[コタニキョウスケ]
1927年大阪府生まれ。劇団「新風俗」「三木トリロー文芸部」などを経て、ルポライターとして活躍。1977年、「俺が拾った吉野太夫」で第1回小説CLUB新人賞受賞。以後作家生活に入り、風俗営業の女性を題材とした小説、風俗のガイドブックなどを執筆していたが、1983年の『赤い霧の殺人行』から、旅情ミステリーに専念。五十五歳での再出発だった。宮之原警部シリーズで多くの読者を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mitei

295
タイトルを見るとなんと不謹慎なという思いがよぎったが、著者なりに深く考えてのことで時々社会に対する不満が小気味よく、日常生活の細々したところが書かれているのが読みやすい。中々死をコントロールするのは難しいものだと思った。本書を執筆中には死ねなかったが、その後亡くなっていたことを知った。ご冥福をお祈りします。2015/08/25

えちぜんや よーた

100
断食安楽死といいながら途中で飴をなめたり、バームクーヘンを食べたり、他の病気で死にたくないから、薬を飲んだりとか突っ込みどころが満載の日誌でした。病院は病院で、「断食して体の調子が悪いから○○ の薬」くださいと言われて、本当に死なれたら、最悪のところ「保護責任者遺棄致死罪」に問われるらしい。人間は、いろんな意味で自分の意思では簡単に死ねへんねんなということを実感した。2016/10/16

ばりぼー

45
司馬遼太郎の「人間は寿命に従順であるべきだ」という言葉に感化されて、ゆっくりと体からエネルギーを落としていって穏やかに死ぬことを決意。1回目、周囲の人に「保護責任者遺棄致死」の罪を被せないように、自宅以外に死に場所を求めて賃貸アパートを探している最中、鬱血性心不全の発作で救急搬送され挫折。2回目、胃潰瘍の薬を飲み続けながら断食を続けたが、38日目に胃痛に耐えられず通院して挫折。3回目、倦怠感と戦いながらも9日目に胃の激痛に襲われ挫折。決意してから180日に及ぶ、死に取り憑かれた姿をさらけ出す壮絶な記録。2017/10/02

ちさと

39
年を取った肉体の苦痛、国の在り方への疑問から始まった断食による自死への挑戦。本書は尊厳死が許されない日本において、刑法202条自殺幇助に対する罪に人を巻き込まず、骨皮筋衛門になって死ぬことができるかどうかの実践記録です。人は理性的に自殺することは出来るのか?著者は180日かけて死ぬことができなかった。でも近所にはいるんですね、自らの意思で絶食し死に至ったお婆ちゃんが。死ぬ恐怖が存在している限り、人はじわじわと自死することは出来ないという結論なのでしょう。2019/03/18

やてつ

27
自ら進んで断食安楽死を実行する作家のルポ。断食中に薬を飲んだり、保護責任者の解釈に違和感を覚えたりで余り共感できず。しかしながら人間が理性的に自死するのはかなりハードルの高い難行のように思えた。2014/01/21

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