幻冬舎新書<br> 二塁手論―現代野球で最も複雑で難しいポジション

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二塁手論―現代野球で最も複雑で難しいポジション

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  • サイズ 新書判/ページ数 174p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344981751
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0295

内容説明

飛躍の第一歩は、プロ4年目に守備の花形ショートへのこだわりを捨て、セカンドへ移ったことだった。セカンドの地味ながらも緻致な動きをマスターしたことで、翌年ゴールデングラブ賞を受賞。その結果、偏っていたボディバランスが改善し、低迷する打撃も急上昇、史上3人目の30本塁打・40盗塁を記録。さらに右方向への泥臭いヒットを狙って、打率は8分以上もアップした。そして最終的にワールドシリーズを制覇する名二塁手に成長。先入観をなくし、目標を具体化することが、一流の「スペシャリスト」を生む。目から鱗の成功バイブル。

目次

第1章 「盗塁」という具体的な目標がすべてを変えた(順風満帆だったアマチュア時代;見失ったバッティングフォーム ほか)
第2章 セカンドという選択が今の自分を作った(セカンドへのコンバート;ショートへのこだわりと葛藤 ほか)
第3章 ホームランより価値のあるポテンヒットがある(たいていのルーキーが直面する問題;助言に惑わされ続けた日々 ほか)
第4章 メジャーで学んだ組織における行動理論(1年目で手にしたチャンピオンリング;シカゴ・ホワイトソックスからの誘い ほか)
第5章 成功の鍵は、一見地味で目立たない場所に隠されている(夢と欲望を混同しない;毎日、自分のフォームを見つめ直すこと ほか)

著者等紹介

井口資仁[イグチタダヒト]
1974年12月4日、東京都生まれ。青山学院大学で、東都大学リーグ記録となる二四本塁打を放ち、97年にドラフト一位で福岡ダイエーホークスに入団。2001年、強力打線の三番に定着し、史上三人目の三〇本塁打・四〇盗塁を達成し、四四盗塁で盗塁王を獲得。03年、打率三割四分、二七本塁打、一〇九打点、四二盗塁を記録し、日本一に大きく貢献。05年、シカゴ・ホワイトソックスに入団、ワールドシリーズを制する。その後フィラデルフィア・フィリーズ、サンディエゴ・パドレス、再びフィリーズを経て、09年1月、千葉ロッテマリーンズに入団(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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再び読書

37
こんなにも2塁手と遊撃手に違いがあるとは、やはり経験者じゃないと分からないし奥が深い。また、それをこれだけの選手が言う事に意味があり、2塁手を極める事を目標にメジャーで戦う姿勢に心を打たれる。確かに新人からの数年間は素人からも、伸び悩んでいると感じた井口氏が、盗塁往をめざし、2塁手を極める事を目標とし、打率、打点、本塁打まで伸ばすことが出来た事実が驚く。落合氏の著書でメジャーとの親善試合で極めたバッティングの奥義が崩れ去った事を読んで不思議におもったが、傍目で単純に見える打つという技術の奥深さを感じた。2015/04/04

ジェンダー

34
確かにセカンドというのはショート比べてみると華やかさにはかけるけれど地味だと思った事はない。それぞれ好きなポジションがあってそこにこだわって全うしたいと思う人やこだわらずにいろんなポジションにチャレンジする人がいる。ファンからするとひとつのポジションで頑張って欲しいけれど投手から野手というのはまた違ってくるけれど野手であれば他のポジションでも観られるのは嬉しいです。もちろんこだわりも大事だと思います。人それぞれプロ野球選手としてどう過ごすのかという判断は難しいと思います。2013/12/28

たかやん

22
ーバッターがバッティングフォームを見失うということは、つまり自分を見失うことだ(p20)ー"盗塁王という目標設定"や"セカンド転向"といった転機を通して自分のプレースタイルへたどり着くまでのプロセスを中心とした、「二塁手論」というよりは井口さんの「プロ野球選手論」という印象の内容。僕が物心ついたときには、井口さんは既に完成された選手だっただけに新鮮かつ、自分のバッティングフォームつくるって大変なことなんだということを痛感する。引退試合までに読めてよかった。2017/09/11

小木ハム

18
千葉ロッテ監督、井口資仁さんの本。若手時代は打撃成績が伸びず苦しんだ。内野手の花形であるショートからセカンドにコンバートされた時には深くプライドを傷つけられたという。しかしセカンドの経験を積むにつれ、その奥深さに見える景色が変わっていく。左右へ複雑に視線と身体を切らなければならない動作でボディバランスが改善。一見無関係な二塁手能力(&盗塁技術)で打撃能力が飛躍した。それぞれのポジションにはそれぞれの難しさがある。見ているだけでは絶対にわからないことがある。常々、謙虚でいようと思う。2020/03/25

Kaz

16
大リーグからの出戻り組で成功している数少ない選手の一人、井口資仁。彼がなぜ大リーグで成功したのか、なぜ日本球界に戻って来たのか、ずっと謎だった部分がわかりました。野球以外にも応用できる人生訓が散りばめられていて良かったです。2016/07/06

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