幻冬舎新書
日本大転換―あなたから変わるこれからの10年

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 194p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344981416
  • NDC分類 304
  • Cコード C0295

内容説明

世界から「必要とされない国」にならないよう、日本が二一世紀に力を発揮すべき分野が、都市のインフラづくりである。経済成長に伴う大気汚染など喫緊の環境問題に直面するアジアに向けて、世界トップレベルの日本の省力化技術を新たな輸出産業として育てるべきではないか。政官民学が一体となって地方も巻き込みながら取り組めば、その一大プロジェクトは内需・外需刺激と地方活性化を促す、日本復活の鍵となるだろう。

目次

はじめに 時代は大転換期にある(「越境と統合」を遂げたキング・オブ・ポップスの死;アジアとアメリカをつなぐ中核国、日本 ほか)
第1章 変転する世界の中で(沸騰都市・天津を行く;米中のビジネスマンが着々と進める金融プロジェクト ほか)
第2章 日本大改造論(ポップカルチャーの最先端が凝縮されたEXILEのライブ;可能性を秘めた独自のビジネスモデル ほか)
第3章 日本再発見(寿司屋はなぜフランチャイズされないか;グローバルに展開してローカルに味わう ほか)
第4章 個の発想が社会を変える(ツイッターがネットの可能性を広げる;ユーザーによるイノベーションの時代 ほか)

著者等紹介

出井伸之[イデイノブユキ]
クオンタムリープ(株)代表取締役。ソニーアドバイザリーボード議長。2005年6月にソニー会長兼グループCEOを退任後、06年9月、クオンタムリープ社を設立。産業の活性化や新ビジネス・産業創出を実現するための活動をグローバルに展開している。他にアクセンチュア、百度(Baidu)、フリービットの社外取締役、美しい森林づくり全国推進会議の代表などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まめタンク

3
2013年171冊目。出井氏の「日本進化論」は面白かった。ただ、本書を全面的に薦めるのか?というと答えに詰まる。勿論、本書を書いたのがソニー元CEOの出井氏という点は興味深いが、正直に言うと本書には元ソニーといった雰囲気は感じられない。文化、芸能、音楽という視点で綴っているが、発売当時ならともかく2013年の現在においては「ふーん」といった感想を抱かざるおえない。本書で個人的に興味深かった点は、世界の東京化という部分。2013/12/13

takao

2
なる程と思う提言。あとはいかに実現するかが問題。国民全体が意識変革しないと結局なにも変わらない2010/09/06

tiki

2
アイデアは新しくないが、実行に移されれば新しい価値観を生み出すだろう。アジア重視が色濃く出ている。2009/12/30

noritsugu

2
賢いんだろうなあとは思うのだが、何かピンと来ない~ 2010/01/18

夢仙人

2
流石にアイデイアマンの出井さんの著作であり、面白かった。多少荒唐無稽の気があるが、アジアの中での日本の生き方、位置づけの議論は参考になる部分がある。2009/12/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/389947
  • ご注意事項

最近チェックした商品