幻冬舎新書
挫折し続ける初心者のための最後のジャズ入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 212p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344980228
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0295

内容説明

すでに入門を果たした人たちにとってジャズは怖い音楽ではない。初心者を挫折させる最大の問題は「馴れていない」ことにつきる。それをわかっていない入門書、「この名曲いいでしょ」「まず名演を聴くべき」と助言するおせっかいなマニア、不要なボーナス・トラックなど、初心者を惑わすすべての要因を元「スイングジャーナル」編集長が小気味よく一蹴。ジャズを楽しむための「唯一の入り口」に誘う、最強にして最後のジャズ入門。

目次

序章 ジャズ道入門の心がまえ
第1章 ジャズにまつわる誤解と偏見
第2章 体験的ジャズ初心者の憂鬱
第3章 ジャズ道入門 心得編
第4章 ジャズ道入門 予習編
第5章 ジャズ道入門 実践編
終章 音楽に罪をなすりつけてはならない

著者等紹介

中山康樹[ナカヤマヤスキ]
1952年、大阪府生まれ。音楽評論家。元「スイングジャーナル」編集長。多くのミュージシャン、とくにマイルス・デイヴィスとの長年にわたる交流は広く知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たかしくん。

24
ということで、マイルデイヴィスの「イン・ア・サイレント・ウェイ」を聴き始めました。2015/09/20

王天上

3
ジャズはほとんど聴かないが、題名に惹かれて読んでみた。椎名誠文体でジャズをあからさまにぶっちゃけている。CDは月に2枚購入、所有枚数100枚までという説に影響されて聴かないCDを売りに行ったりした。そして帰りに図書館でジャズのお薦め盤を借りてきた。ジャズに興味のない人でもエッセイとして楽しく読めますよ。2014/02/14

Nepenthes

1
自分がジャズを理解したのはマイルスの「Four&more」ジャズメッセンジャーズの「Free for all」であり今でもこの2枚は大好きなのだが、世に名作と謳われる「バードランドの夜」はいまいち面白いと思えない。それが何故なのか知りたくて手に取った。結論、”好きなものを聴く”でいいと思う。結局それしかない。好きなアーティストでも理解出来る作品と出来ない作品がある。街中で聴いた1フレーズから知る音楽もある。中山節は大いに楽しめました。2022/07/09

deerglove

1
はっきり言って、最後の5章だけ読めば足りると思いますが(苦笑)、初めて読んだ中山節、確かに面白かったです。「挫折し続ける初心者」に本気でジャズ道を説こうなんて、生半可な気持ちではできません。とはいえ、ユーモアと諧謔に溢れた語り口であっと言う間に読めてしまうのはもはやその術中にハマったということかしら。2016/12/06

酩酊石打刑

1
中山靖樹のジャズ入門書を、2冊立て続けに読んだ。『ジャズの名盤入門』よりもこちらのほうが、エッセイ色が強い。著者とはほとんど同年代のなので、ジャズに入っていった時の、立ち位置とかがよく理解できる。ほとんど斜め読みに近いのだが、それなりに楽しく読めた。どうしても、コレクター的な部分が強く出すぎるみたいで、新たに聴いてみたいCDが、また何枚か出てしまった。2013/08/03

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