内容説明
悲惨な死を遂げないためのカギは「がん検診」が握る!!国立がん研究センター中央病院でキャリアを積み、長らく地域医療に貢献してきた医師が教える、正しい知識。
目次
第1章 全身に転移して身体が衰弱し、死に至る病。がん患者が増え続ける日本(がんは「特別な病気」なのか?;人ごとではない!日本人の2人に1人が発症 ほか)
第2章 あらゆる予防法に意味はない。がんで死にたくなければ、まずは「検診」を受けなさい(「がん検診」は最強の予防法;検診を受けないとどうなるか? ほか)
第3章 自治体の制度を利用すれば無料で受けられる。スクリーニングに有効な「対策型検診」(受けなきゃ損!安価で早期発見につながる「検診」;結果が陽性だったら「二次検査」を受ける ほか)
第4章 対象部位をくまなくチェックできる。より精度の高い「オプション検査」(自分で選べる「がん検診」;大腸内視鏡検査 ほか)
第5章 やるべきことは、ただ「検診」を受けるだけ。がんでのムダ死にはほぼ防げる(症例から知る、検診の大切さ;Aさん 75歳男性 胃がん―退職後に検診を受けず、発見が遅れて大手術に ほか)
著者等紹介
菊地仁[キクチヒトシ]
医療法人社団三和会東京東病院院長。東京都江戸川区出身。1994年、東京医科大学卒業後、東京逓信病院、国立がんセンター中央病院外科、東京都立墨東病院外科での勤務を経て、2004年、医療法人社団三和会菊地外科胃腸科勤務、2008年東京東病院開設と共に院長に就任。専門は消化器外科で、特に胃がんに対する根治性と術後QOLの両立を図った手術を得意とし、罹患後の患者治療のみならず、検診の重要性について啓蒙。また、末期がん患者の緩和ケアにも注力。日本外科学会専門医、日本医師会認定産業医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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