その痛みは「うつ病」かもしれません―ストレス神話をくつがえす新しい考え方 (新装改訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 171p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344974258
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C0095

内容説明

腹痛、偏頭痛、手足のしびれ…治らない「からだの不調」は「こころの病」の症状だった!?正しい治療で、痛みは消える!目からウロコの「痛みとうつ病」の関係を徹底解説。

目次

第1章 患者さんの症例から見えること(原因不明の痛みに苦しむTさんとの出会い;Tさんにつけられた病名の数々 ほか)
第2章 医師が患者を見捨てるわけ(病が先か、気が先か;適当な病名でごまかす ほか)
第3章 精神科医が語る壮大な神話(私が精神科医になったわけ;運命を変えた断酒会との出会い ほか)
第4章 うつ病の新しい考え方(意外なほど多い「うつ病」の身体症状;なぜ「うつ病」の診断は難しいか ほか)
第5章 「うつ病」は治る(自殺で失われる社会的損失は年間1兆円;抽象化される死が自殺に拍車をかける ほか)

著者等紹介

大塚明彦[オオツカアキヒコ]
医療法人社団明萌会大塚クリニック院長。精神保健指定医。医学博士。1966年に千葉大学医学部卒業後、千葉大学医学部附属病院精神科神経科に入局。1971年、千葉大学大学院にて医学博士号取得。同仁会木更津病院、千葉県精神保健センターを経て、1983年に大塚クリニックを開設し、院長に就任。日本精神神経学会専門医。公益社団法人日本精神神経科診療所協会監事。日本外来臨床精神医学会副理事長。日本外来精神医療学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コージー

28
★★★☆☆著者の大塚さんは、千葉県で約40年続けている、精神科クリニックの開業医。精神科医療の問題の全体像をこの本で提言。単なる基本的な症状や治療法を学ぶ本ではありません。長年苦しんでいる症状の改善に繋がるきっかけを与えてくれるかもしれません。【印象的な言葉】①「うつ病」を発症してから自殺に至るまでの期間は75パーセントが推定で3か月以内。②内因性のうつ病は、原因はありませんので、無用な原因さがしはやめたほうがいいでしょう。③「うつ病」は脳の機能の障害です。つまり「心の傷」ではなく「脳の傷」です。2019/05/10

シトラス

1
目を引く題名につられて読んでみた。 実際は半月板損傷なので、痛みはそれからくるものなんだけど、うつというものが脳の機能障害からくることは実際わかってはいるけれど、それにより様々な症状が引き起こされて、まさか、鬱でこれほどの痛みが起きるとはとびっくりする症例も紹介されていて興味深かった。 でも、結局のところうつ症状を抱えていてもどの医師にかかれば適切な治療を受けられるのかの指針にはならない。2016/05/31

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