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「心の病」の嘘と真実―精神科医が病気を治せない理由

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344974241
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0095

内容説明

「精神科医療の現実」とは!?約10万人の治療に携わってきた精神科臨床医が明かす、心の病との付き合い方と治し方。

目次

第1章 増加する一方の「心の病」の患者さん。その背景にあるものとは?(急速に広まった「心の病」;「心の病が治らない」人が増えている ほか)
第2章 患者さんの約4割に誤診の疑いがある!?―精神科医療の実態(精神科臨床は命がけの真剣勝負;「心の病」が治らない理由 ほか)
第3章 治療の主役は患者さん自身。正しい診断と治療計画が回復のカギ(うつ病は「心」の病でなく脳の機能障害;「心」を生み出す脳の働きとは ほか)
第4章 うつは2カ月、ギャンブル依存症は3カ月で治る!?―「心の病」を克服するための治療計画(長年苦しんだ「心の病」も治る;「18種類の薬+数年間の寝たきり」が、3週間で家事や買い物も楽しめるまでに回復 ほか)
第5章 適切な治療が見つかれば、「心の病」は回復する(治療のゴールは「ふつうの生活」を取り戻すこと;休職期間は短くし、早期の復職を目指す ほか)

著者等紹介

大塚明彦[オオツカアキヒコ]
医療法人社団明萌会大塚クリニック院長。精神保健指定医。医学博士。1966年に千葉大学医学部卒業後、千葉大学医学部附属病院精神科神経科に入局。1971年、千葉大学大学院にて医学博士号取得。同仁会木更津病院、千葉県精神保健センターを経て、1983年に大塚クリニックを開設し、院長に就任。日本精神神経学会専門医。公益社団法人日本精神神経科診療所協会監事。日本外来臨床精神医学会副理事長。日本外来精神医療学会理事

森本志保[モリモトシホ]
大塚クリニック副院長。精神保健指定医。東京慈恵会医科大学卒業後、千葉大学医学部附属病院精神科神経科に入局。千葉市療育センター、木村病院を経て、大塚クリニック副院長に就任。日本精神神経学会専門医。千葉県女性サポートセンター嘱託医。公益社団法人千葉犯罪被害者支援センター理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

たか

11
とても勉強になる本。精神疾患のうち、約4割は誤診とされる。いかに良い病院、医師選びが重要かがわかる。 精神疾患はずっと治らないと言われたりするが、実際には誤診による治療方法の間違いの可能性もある。ATOM療法と言う薬物治療がとても有効とのこと。自分も勉強してみたい。2016/04/13

たか

4
再読。2016/05/28

ハナさん*

2
2016年3月10日第1刷。市図。「日本の精神科医療の実情に対し、異議を唱え」る(p.242)ことを、第一目的とした本。誤った診断や「誤った治療により、むしろ症状が悪化したり、治療が長期化してしまい、人生を奪われている患者さんは何万人という規模でいるのです。/退職して生活保護や障害年金でひっそりと暮らす人、……命を絶ってしまった人……」(p.243)というのは、決して大げさな数字ではないだろう。私自身、自分の人生を鑑みて、そう思う。この著者は、主にうつ病への適切な治療法として、特定の薬物療法を提唱する。2024/09/29

g-teton

1
ATOM療法 抗うつ薬SNRI デュロキセチン + 抗精神病薬 オランザピンの併用療法2016/07/10

ひろん

1
★★★2016/05/06

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