内容説明
心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中…。日本人の命を脅かす病気の原因は血管の老化だった。高濃度炭酸泉治療で閉塞性動脈硬化症(ASO)や脳血管障害などの重篤患者を救ってきた医師が明かす炭酸浴で健康寿命を伸ばす方法。
目次
第1章 心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中…血管の老化が命を縮める(病気の原因の9割は血管の老化;突然死の6割は、血管の老化が原因 ほか)
第2章 喫煙、高コレステロール食…血管の老化を招く6つの生活習慣(食事や生活スタイルの変化により、血管の老化が進む;人間の血管の長さは、地球の外周2周以上 ほか)
第3章 血管を若返らせ、生活習慣病を予防する炭酸浴とは?(血管を強くする基本は「食事」と「運動」;血管を若返らせる第3の道、それが「炭酸浴」 ほか)
第4章 心臓病、動脈硬化、認知症の予防が期待される炭酸の効用(医療の戦略としての高濃度炭酸浴;透析の合併症対策としての炭酸浴 ほか)
第5章 炭酸浴を毎日の生活に取り入れて健康寿命を延ばす(自宅でもできるようになってきた炭酸浴;市販の炭酸水は、入浴用には不向き ほか)
著者等紹介
川原弘久[カワハラヒロヒサ]
医療法人偕行会グループ理事長兼会長。愛知県病院協会参与。公益財団法人日本アジア医療看護育成会代表理事。1941年4月生まれ、1966年名古屋大学医学部卒業。透析医療の先駆けとして病院の勤務を経て、1979年、地元ナンバーワンの透析病院を目指して名古屋共立病院を設立。透析クリニックを愛知、岐阜、長野、静岡に広く展開する。1982年には法人化し、医療法人偕行会理事長兼院長となる。その後各県に医療法人社団を設立。2000年には循環器センターを創設、PET、免疫療法、放射線治療などの高度先端医療も導入する。2007年にはグループとして組織変更、グループ会長となる
山田哲也[ヤマダテツヤ]
医療法人偕行会常務理事(透析医療事業部長兼務)。1968年5月生まれ。1994年名古屋大学医学部卒業。財団法人天理よろづ相談所病院で初期研修修了後、引き続き同院勤務。名古屋大学大学院医学系研究科助手、愛知県厚生農業協同組合連合会加茂病院を経て、2004年、医療法人偕行会に入職。名古屋共立病院腎臓内科、豊田共立クリニック院長、瀬戸共立クリニック院長を経て2012年、医療法人偕行会透析医療事業部長、2013年には常務理事(透析医療事業部長兼務)に就任
森山善文[モリヤマヨシフミ]
医療法人偕行会炭酸泉運動療法強化部長。名古屋共立病院統括部長。医療法人偕行会名古屋共立病院偕行会ウェルネスセンター健康運動指導士。2000年医療法人偕行会名古屋共立病院入職。2004年名古屋初の疾病予防運動療法施設(医療法42条施設)「ウェルネスセンター」を開設。「河合塾学園トライデントスポーツ医療看護専門学校」非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐藤嘉洋