内容説明
業績不振の原因は、個性を無視した組織編成にある。社員を3タイプに分類し配置すれば、組織の結束力が高まり活性化する。
目次
第1章 言うことを聞かない、反発する、すぐ辞める―職場不適応社員に悩む経営者(企業の半数以上が人材育成に課題を抱えている;「新卒は3年続けろ」はすでに昔話 ほか)
第2章 職場不適応社員が生まれる原因は人材配置のミスマッチ(時間がない、体制がない。組織を育てられない企業の事情;「忙しい」「体制がない」「自分でやった方が早い」。中間管理職の悩み ほか)
第3章 社員の「個性」を3つに分けることが「適材適所マネジメント」の第一歩(適材適所の成功は、上司と部下のマッチングにある;適材適所は能力でなく「個性」で考える ほか)
第4章 3つの「個性」に適した人材配置で伸びる組織を編成する(「個性」を生かしたスペシャリスト集団に再編する;「個性」のマッチングが適切か疑ってみる ほか)
第5章 異なる「個性」の育成で自発的に結果を出す企業風土を築く(新卒1.73倍、中途1.17倍の求人倍率に対応し「能力」「スキル」偏重の採用計画を見直す;「伸びない社員」は企業が生み出している ほか)
著者等紹介
柴田肇[シバタハジメ]
1962年、愛知県生まれ。会計事務所勤務を経て、経営コンサルタント会社の立ち上げを経験したのち、ノウハウを生かして2001年にシバタ経営を設立、2007年に名古屋市中区に移転した。近年では「事業・組織継承」をテーマに、創業経営者と後継経営者の経営スタイルの違いから組織継承の方向性を引き出す戦略立案・組織編成・組織運営に重点的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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