内容説明
日本版インダストリー4.0に備える。円高是正、法人実効税率の引き下げ…国内製造拠点が再評価されはじめている。グローバル市場で圧倒的に勝つためのコスト削減の仕組み。収益改善のカギは、正しい「原価」把握と一元管理にあり!
目次
第1章 技術力で勝ち、コスト競争で負ける日本の製造業(リーマンショック、東日本大震災で大打撃を受けた国内製造業;六重苦で国際競争力を失った国内製造業 ほか)
第2章 グローバル市場で負ける理由は原価・収益管理におけるIT化の遅れ(IoT時代の到来により大きく変化する製造業;IoTの活用でインダストリー4.0を推進したドイツの成功 ほか)
第3章 グローバル競争で「起死回生」するための原価・収益管理術(日本の製造業に今必要なのは原価管理;原価管理とは何か? ほか)
第4章 低コストと品質向上を両立。海外市場で圧倒的に勝つためのPDCAサイクル(「攻め」の原価管理で利益を高める;ERPによる原価管理システムには問題があった ほか)
第5章 円高是正、新興国の人件費高騰…今こそ日本が世界トップに返り咲くチャンス(六重苦が解消されつつある今こそ製造業復活のチャンス;原価情報の「モノサシの統一」で、迅速な意思決定ができるようになったオムロン ほか)
著者等紹介
田北暁[タキタアキラ]
1953年、長崎県生まれ。1974年、国内大手輸送機メーカー入社。生産管理部にて10年近く生産管理業務を経験。1983年に関連エンジニアリング会社に転向し、中小企業向生産管理システムパッケージを開発。1992年に株式会社アミック設立、代表取締役就任。製造業のための基幹業務システム構築及び導入支援を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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