内容説明
急速な医療の情報化で、病院運営に不可欠となった医療データ。ところが、実際の医療現場ではただの「記録」として放置されている。文字通り「宝の山」ともいえる病院内の医療データを有効活用し、診療支援から経営支援、業務支援に至るまでの多角的なアプローチで、「医療の質」向上とともに病院経営改善を実現する方法を具体的に紹介。
目次
第1章 膨れ上がる経営コスト…病院の8割が赤字に陥っている(全国の病院の8割が赤字;DPC制度は「良い病院」と「悪い病院」を可視化する ほか)
第2章 院内に潜む「ムダ・ムラ・ムリ」が経営を圧迫し、患者満足度を低下させる(「匠の技」は、体系化されることでITシステムと親和性を持つ;もの作りの「カイゼン」手法は医療にも適用できる ほか)
第3章 治療成績をデータで「見える化」。経営を改善しつつ「医療の質」を向上させるイノベーションとは(診療成果の「見える化」(治験候補者抽出/投薬効果の可視化テンプレート)
業務の「見える化」(手術室稼働可視化テンプレート) ほか)
第4章 医療データの徹底管理と活用こそ、患者から「選ばれる病院」になる必須条件(視座を院外に広げて、社会的価値をより高める;病院こそがグローバルに持続可能な社会を実現していく主要なプレーヤー ほか)
著者等紹介
木村裕一[キムラユウイチ]
ウイングアーク1st株式会社取締役COO。北海道大学文学部行動科学科を卒業後NECに勤務。NEC国内外法人の経営再建を担当した後、事業ライン最年少事業部長に就任し、複数事業の再生・構造改革に携わる。2011年、企業理念に共感し、1stホールディングス株式会社(現・ウイングアーク1st株式会社)に転じて取締役COOに就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しんしん
teddy11015544
Noriko S




