世界最強人事―グローバル競争で勝つ日本発・人材マネジメント

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  • サイズ B40判/ページ数 251p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344973367
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C0095

内容説明

一流企業の人事戦略から学ぶ“真のグローバル人事”とは?守島基博氏(一橋大学大学院教授)との特別対談も収録!

目次

第1章 グローバル競争から取り残された日本企業の人事
第2章 「日本の伝統的人事」でもなく「海外企業のモノマネ」でもない―日本企業の人事が目指すべき「第3の道」はあるのか?
第3章 「経営と一体化」した人材マネジメントを実行する
第4章 社員のパフォーマンスを最大化し、グローバル人材を育成する
第5章 全社的な組織力をいかに高めるか―グローバル人事に求められる「組織開発」
第6章 「人」を見つめる緩やかなグローバル人事が道を開く
特別寄稿 人事部門で働く人たちに自信と希望を与えてくれる本―神戸大学大学院教授 金井壽宏

著者等紹介

南和気[ミナミカズキ]
SAPジャパン株式会社人事・人財ソリューション部部長。大阪大学法学部卒業後、米国企業を経て2004年、SAPジャパンに入社。人事・人材戦略コンサルティングのスペシャリスト。欧米企業で広く導入されているグローバル人事の手法を、日本に適応させた「日本型タレントマネジメント」を2006年より「人材教育」誌に連載発表。500社に及ぶ日本の顧客企業とともに、2010年より「グローバル人材フォーラム」を開催し、事例発表による日本発・人材マネジメントのノウハウ普及に尽力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tkokon

4
【なるほど】タイトルの通り、「グローバルで勝つ日本発・人材マネジメント」のヒントを求め、各企業の人事の幹部や大学教授にインタビューをする。人事というと難しく考えがちだが、原理原則は極めてシンプルであることが改めて理解できた。しかし、そのシンプルな原理原則を実施しようとすると様々な対処を必要とし、様々な制度の作り込みを必要とする。その作り込みや対処の過程でいかに「シンプルな原理原則」をぶらさないか。そうしたことが再確認できたことだけで、本書を読んだ価値があった。2016/02/19

makoto

3
1990年代のグローバル化の流れの中、日本企業の人事だけが取り残されたことを指摘し、人事のグローバル化が成し遂げられなければ日本企業の停滞は今後も続くと警鐘を鳴らしています。 また、年功序列、終身雇用、新人一括採用という特異な人事システムを持つため、先行する欧米企業のやり方をそのまま導入することも叶わず、「グローバル人事」への第3の道を探る必要があると提案しています。 明確な回答は得られないものの、問題提起としては説得的であり、日本企業が再び世界で羽ばたくための方向性の指南としては読む価値ありと思います。2019/08/27

Takashi Takeuchi

1
2017年15冊目2017/02/07

もへじ

1
日本企業がグローバル競争で勝つために「視野の問題」と「基準の問題」を解決した上で「組織の問題」におけるアドバンテージを活かしていくことが必要だと結論付ける、その為の対談集。SAPジャパンの人が書いた本だけど特別にITに軸足を置かずに、一貫して人事の戦略と運用を見直し続けるスタンス。シューカツ生の諸氏におかれては、こういった人事戦略を信頼できる企業を選ぶと間違いないと思った。2016/03/01

ちょもらんま

1
人事部門担当者としては非常にやる気にさせてくれる一冊であった。人事は単なるサービス部門ではなく経営をしていかなければならない。単なる浸透ではなく、共感する段階にまで意識できているか、育成が目的になってしまっていないか。目の前の課題を解決することはもちろん大事だが、そもそもどうしたい、どうあるべきなのか。 戦略人事とはよく言うけれども、本当にしっかりと考えて段階を進めていかなければいけない。ギブアンドテイク。何を学び、どんな貢献をしてきたか?良い考え方だなと思いました!2016/02/24

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