内容説明
がん細胞を正常細胞と見分けて殺す「ＮＫ（ナチュラルキラー）細胞」を培養し、全身に飛び散るがん細胞を狙い撃ち。再発・転移するがんへの「唯一の切り札」。
目次
第１章 体の中のがんは見えない
第２章 がんが飛び散ったら標準治療はお手上げ
第３章 がんは免疫病。がんと闘う腫瘍免疫こそ治療の主役
第４章 安易な免疫治療を跳ね返す「免疫抑制の壁」
第５章 「免疫抑制の壁」を打破する免疫細胞療法とは
第６章 全身に飛び散るがん細胞を狙い撃つ「ＡＮＫ免疫細胞療法」
第７章 国策としてのがん治療とＡＮＫ免疫細胞療法
著者等紹介
藤井真則［フジイマサノリ］
リンパ球バンク株式会社代表取締役社長。大阪大学理学部生物学科卒。細胞生理学、分子遺伝学を専攻。１９８４年三菱商事入社。バイオ医薬品部門において新薬、診断薬、ワクチン等のデザイン、臨床開発に参画。エビデンス（臨床上の有効性の証拠）を構築し日本の医薬品メーカー等へライセンス供与する事業などを担当。激務による過労が蓄積する状態でハンググライダーの操縦中事故を起こし手術中に心肺停止、多臓器不全に陥る。「いだき講座」を受講し生命力回復に努めながら、「同アントレプレナーコース」を通じて経営・ファイナンスの本質も学び、１９９８年国内初の経営参画型ベンチャー向け投資ファンドを創設。２００４年「細胞医療により、がんからの生還を目指す」リンパ球バンク株式会社へ投資し２００７年同社代表取締役社長に就任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
