感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
またおやぢ
2
組織に悪習が蔓延るのは、その組織のありたい姿が明確になっていない、或いは組織の隅々まで浸透していないからだとする著者の主張には共感する。その悪習から脱却するには「経営理念」を明らかにし、その方針に基づき、①行動指針を策定し、②社員の納得感を情勢する制度を導入し、③柔軟な働き方を励行し、④広く情報を開示することが重要であることを再認識する。組織の継続的繁栄を図る上で、近江商人の「三方よし」の精神を実践することは、現代においても十二分に有効な普遍の考え方であることを示唆する一冊。2016/03/18
tsuyomaro
1
Kindle版で購入。経営計画書の大事さを書いた本。理念や大枠のルールを明文化して社員に浸透させることは重要だと思うが内容が多くなりすぎると難しい。社員が多くなるとマネジメント側の社員もどれだけ同じ理念を持ってくれるかかな。もうちょっとケーススタディの情報が欲しい。2016/02/04
クロ
0
経営理念を考えるに当たっての入門書的な本。難しくなくすっと入ってきて分かりやすかった。IT企業を経営する著者の経験を主に例にとっているので、当てはめにくい業界も多いかも。2017/12/31
Tomotaka Nakamura
0
「理念経営」というより「経営計画書」を軸に据えた企業運営の解説書。どう理念を浸透させるか？を期待するとちょいと肩透かし。2016/12/22
