内容説明
税のプロと認識されている税理士にも得意不得意分野がある。特に不動産を含む資産税に関する対策は、その実務経験がものをいう。つまり、相続税対策ほどの税理士に頼むかで、結果が大きく変わるのだ。資産税を専門とし、数々の相続をコンサルティングしてきた著者だから教えられる、資産の有効活用と、相続税対策。
目次
第1章 今ある不動産に固執して大損を招く顧問税理士(ある顧問税理士が犯した信じられない失敗;なぜ顧問税理士は相続案件で失敗しやすいのか ほか)
第2章 すべての税理士が「相続のプロ」とは限らない(税制の改正内容に目の色を変えず、慌てない;財産の評価ができる税理士とできない税理士の違い ほか)
第3章 馴れ合いのない対策で、相続税は限りなくゼロに近づく(独り勝ちではなく全員納得が大事、分割・節税に効いてくる;分割協議がまとまらない場合のとりあえず共有という罠 ほか)
第4章 顧問税理士の相続税対策では優良資産は残せない(なぜ、借金コンクリートが出来上がるのか?;資産の圧縮率と収益性のバランスを考える ほか)
著者等紹介
田中誠[タナカマコト]
長野県生まれ。1979年横浜国立大学経営学部卒業。1991年株式会社タクトコンサルティング入社。2003年税理士法人タクトコンサルティング代表社員に就任。2011年税理士法人エクラコンサルティング・株式会社エクラコンサルティングを設立。税理士法人タクトコンサルティングで20年にわたり、全国の税理士・会計士との共同案件を実践してきた経験を生かし、現在も同様に相続、譲渡、交換、事業承継、土地活用、M&A等に関する実務および企画、研究、講演、執筆等、日本全国で活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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