出版社内容情報
刑事だから、事件を追う。
何を失うことになるかも知らずに。
ネオンきらめく六本木の路地裏で、人気女性アナウンサーが殺された。
現場に駆けつけた麻布署の新米刑事・一之瀬林檎は、ベテラン刑事・庄子敬之の一言に立ち止まる。
「なんで通報者は、現場から去ったんだろうな」
やがて警視庁捜査一課から、元公安部の堂前汐音が捜査に合流。
その直後、報道各社に声明文が届いた。差出人は「4×3」。その名は一体何を意味するのか。
「4×3」は次々と犯行を重ね、その一部始終を公表していく。
誰もが悪意に満ちた劇場型犯罪だと思った。
だが、事件の裏にあったのは、
誰にも救われることのなかった哀しみの連鎖だった――。
一之瀬林檎、27歳。
哀しみを知り、刑事になる。
号泣必至の警察小説!
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