内容説明
かつて、「心の風邪」と表現されていたうつ病。しかし、その症状は、気分の落ち込み、過剰な不安など、心の症状だけとは限らない。抗うつ薬や抗精神病薬では改善されないうつ病には、心の面だけではなく、頭痛、めまい、腹痛などの体の不調にも焦点を当てた治療が必要になってくる。心と体の不調から脱却するための漢方の使い方。
目次
第1章 うつ病発症の原因は心の弱さではない(現代人を脅かすうつ病という病;若者に急増する現代型うつ病 ほか)
第2章 原因不明の体調不良とうつ病の意外な関係(心と体はつながっている;原因が特定できない体調不良の人にもうつ病の疑いがある ほか)
第3章 心と体の不調に効く漢方の使い方(西洋医学と東洋医学では治療の考え方は異なる;うつ病は心と体の相互関係に焦点を当てて治療する ほか)
第4章 抗うつ薬に頼らずに心と体の不調から完全脱却する(もう不調に悩まされない心と体の鍛え方;自分の思考パターンを知っておこう ほか)
著者等紹介
橋本雅人[ハシモトマサヒト]
医師。医療法人社団善人会アリスクリニック院長。日本医科大学卒業後、日本医科大学付属病院内科に約2年間勤務。医療法人財団明理会東戸塚記念病院で内科に所属。約13年間にわたり、救急疾患への対応を含む総合内科的医療に携わる。平成14年横浜市戸塚区にアリスクリニック開業。心療内科、内科、皮膚科を主な診療科目とし、地域の人たちの心と体の健康維持のために活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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