経営者新書
V字回復を実現するハゲタカファンドの事業再生

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  • サイズ 新書判/ページ数 178p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344952362
  • NDC分類 338.8
  • Cコード C0234

内容説明

ひと口にファンドと言ってもその種類は実にさまざま。「ハゲタカ」と忌み嫌われても仕方のないファンドもあれば、逆に、破綻しかかっている企業を再生させるファンドもある。再生請負人として数々の企業を経営危機から救ってきた著者が語る、ファンドを活用して抜本的な経営改善を図る中堅・中小企業のための事業再生法。

目次

第1章 なぜ、ハゲタカファンドは忌み嫌われるのか?(ファンドより銀行を信じる日本企業;竹中プランが銀行の姿勢を変えた ほか)
第2章 ハゲタカの狙いは暴利をむさぼることではない(ファンドについて理解しておくことが企業再生の鍵を握る;世界的に求められているPEファンドの存在 ほか)
第3章 数千億円規模のリスクマネーが実現するV字回復の事業再生(企業の再生にはファンドのノウハウが欠かせない;まずはスキーム作りからスタートする ほか)
第4章 ハゲタカの役割は成長の仕組みを構築して終わる(海外進出も視野に入れた成長への経営プラン;海外進出はリスクとリターンを考慮しながら進めていく ほか)

著者等紹介

安東泰志[アンドウヤスシ]
1981年に三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行。1990年代に英国ならびに欧州大陸の多数の私的整理・企業再生案件を、参加各行を代表するコーディネーターとして手がける。同行企画部等を経て、2002年フェニックス・キャピタル(現・ニューホライズンキャピタル株式会社)を創業し、代表取締役CEOに就任。この間、多数の企業再生ファンドを組成、数多くの企業の再生と成長を手がける。東京大学経済学部卒業、シカゴ大学経営大学院(MBA)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nekozuki

12
ポジショントーク感は否めないものの、銀行でリスクマネーを供給できないという現状認識やPEの意義については概ね同意する。第三者として企業経営に介入することで柔軟な経営が目指せると思う。2016/07/10

もりの

5
著者の意見が入っており、中立的ではないと感じた。ファンドについてはよく分かったが、、2019/09/22

あーりー

3
うーん、僕は悪いハゲタカファンドじゃないょぅ...に主眼が置かれすぎていて、内容がうっすい。2014/10/05

脳疣沼

2
PEファンドの意義が説かれている。それと関連して昨今話題の国の年金運用の話もあり、勉強になる。PEファンドは日本では遅れているようだが、韓国ではかなりの成果が出ているようだ。最近のニュースでも、韓国でのファンドの運用額が規制改革の結果、5兆ウォンから49兆ウォンへと急拡大しているとあった。日本も伸びしろはあるようなので、今後に期待できる業界に思える。ただし、著者はその業界の人間なので、その部分は注意が必要だ。しかし、大筋として日本もアメリカや韓国を追随していく流れにはなるのだろう。2015/02/18

とりもも

1
Kindleで2時間程度でさくっと読了。内容としては実務向けというよりは広くPEファンドのことを知ってもらうことに重きが置かれている。数ある類似した業態の中でのPEファンドの特徴や企業価値を向上させるにあたっての優位性、投資家目線でのPEファンドの位置付けなど、実際のPEファンドの代表が著者だけあって勉強になる内容も多い。銀行出身だけあって、かつての企業の成長を支えてきた銀行のあり方の変質に対する記述には著者の思いが強く表れている。2017/04/16

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