内容説明
長寿国日本の“健康寿命”が伸び悩んでいる。年を重ねるごとに活力を失い、認知症や寝たきりになってしまう人は多い。その一方で、何歳になっても元気に仕事や趣味を楽しんでいる人もいる。老後も幸せに生きられる秘訣は、脳への刺激だ。脳神経外科医が元気な高齢者の生き方から導き出した、健康に老いるための脳活性法。
目次
第1章 元気に過ごせる期間は平均寿命よりも10年短い(世界一の超高齢化社会に突入している日本;日本人は平均寿命に比べて「健康寿命」が短い ほか)
第2章 ボケ・寝たきりの原因は脳の機能低下にある(人は老いて当たり前。老いとは何かを知る;「生理的老化」が起こるメカニズム ほか)
第3章 健康長寿を実現する脳の活性法(調査によってわかった「百寿者」の特性とは;長寿で元気な人の10の特徴1―姿勢が良い ほか)
第4章 脳を活性化すれば、何歳になっても人は輝く(根拠に乏しい「アンチエイジング」が氾濫している時代;「不老」より「健康な老い」を目指す ほか)
著者等紹介
山本勇夫[ヤマモトイサオ]
横浜市立脳血管医療センター病院長。横浜市立大学名誉教授。1943年生まれ、静岡県出身、名古屋大学医学部卒業。1973年から4年間、シンシナティー大学、フロリダ大学に留学。帰国後、名古屋大学、東海大学などを経て、1992年に横浜市立大学教授就任。教授在任中、日本脳卒中の外科学会(1999年)、日本脊髄外科学会(2001年)、日本頭蓋底外科学会(2004年)などの学会長を歴任し、2008年から横浜市立脳血管医療センター病院長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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